池辺葵『ブランチライン』その14(3巻感想4)
14話目は三女・茉子
(まこ)のキャラクターが
姉二人と母、一緒に喫茶
「らんたん」で働く
弥生の視点で語られます。
冒頭は弥生ちゃんが
朝食時にお母さんから
「いつまでらんたんで
バイト続けるの」
いつものことらしく、
生返事でスルーする
弥生ちゃん。
しかし会話の中で
弥生
「お母さんてさ
いつからか
うす味になったよね」
→お父さんが病気した
から、と説明。
外食だと油もの
食べるから、せめて
家では……という配慮。
この流れで昔、
同じようなこと
言ってた人がいたと
前振りしてからの
「らんたん」での
茉子とのやり取り。
(味噌汁を食べて)
弥生「……?
なんかいつもと
違う味」
健康ブームだし、
ちょっと味を薄くして
みようかと話す茉子。
弥生はふと、一度だけ
茉子の涙を見たことを
思い出します。
(2巻7話にも登場)
来なくなった常連客の
奥さんがやって来て
「主人の糖尿病が
悪化しましてね」
この店には一切関係
ないと言われても
外食で体壊したって
足しげく通ってた店に
わざわざ言うか……。
ここからは弥生だけでなく
八条寺家の母、
長女イチ、次女太重
視点の茉子も語られます。
弥生からすると
お歳だった先代店主
から、いつの間にか
店を受け継いでる→
弥生(茉子さんはぼんやり
してるように見えて
けっこう何でも
ポンポン決めていく)
常連客のおじさんへの
密かな片思いを
(茉子さんは とっても
静かに 人を愛する)
その気持ちに涙する
弥生ちゃんは優しい……。
同じ頃、太重のマンション
ではイチと母とでお茶会中。
母「私は茉子が
一番安心だけどね
お米とぐのが
大好きって子だよ?」
(誰にも相談せずに
家を出ることを決めたりと)
イチ
「なんかたくましいのよね」
太重「意外と自分も
したいことしか
しないからね」
太重の思い出話で
茉子が崖から落ちた
逸話が語られます。
血だらけなのに
花冠つけて嬉しそう……。
母「あの子だけよ
1人で崖から
這い上がって
来た子は」
ラストシーンは
少女時代の茉子。
自転車で崖から落ちた
のに、即座に「冒険」に
切り替えられる逞しさは
今もなお……。
続きはまた後日。
