森薫『乙嫁語り』その9(15巻感想5)
第百七話のタイトルは
「訪問客」
冒頭はトルキスタンの
エピソードから。
ここは前回の続きで
タラスさんの元旦那さんの
結婚式に招かれた
タラスさんのお義母さん
&その現旦那。
別れ際に
元旦那さん
「……タラスがいなく
なって さびしい
だろうけど
何かあったら
力になりますよ」
いい人だ……!!!
スミスさんたちが
お世話になった
ニコロフスキさんの
その後も描かれます。
故郷へ戻って娘さんや
孫に囲まれて、
奥さんも理解者で
素敵な人だ……
(ほっこり)
そしてスミスさん&
タラスさんのもとに
タイトル通り来訪者が。
・チュバルを見にきた
馬好きの人たち。
どこで知ったのか
ホーキンズさんに案内を
頼んで、
チュバルを売ってほしい、
もしくは仔が欲しい、
何年でも待つと言います。
タラスさんはわりと
好意的な反応。
タラス
「よい馬を欲しがる
気持ちは分かります」
「チュバルに仔が生まれたら
髙く買ってくれると
言うことでしょうか」
(意訳)
スミスさんはそこまで
しなくても、とやんわり
止めますが
ホーキンズさんは
「持てる資本は生かす
べきだ」とタラスさんに
賛成します。
・そしてスミス兄も登場。
お兄さんは家族の様子を
伝える&弟の暮らしぶりを
見に来た様子。
「本当にあの女性と
結婚するつもりなのか?」
「内縁のまま使用人と
いうことにしておけば
いっしょに暮していても
角は立たない」
兄と父の意見は同じで
「自由にさせてやりたいが
不利益も避けたい」
この時代の上流階級の
男性にしては相当な
譲歩です。
しかしスミスさんの
決意は固く、
「スコットランドでは
どこでも
ふたりの立会いがあれば
結婚できるそうです」
→立会人は兄上と
ホーキンズさんで解決。
兄上「お前はいつも
無茶を言うなあ!」
「母上にばれたら
2度と家に入れて
もらえない」
なんだかんだOK
してくれる優しい兄上……。
そして遂にタラスさんに
結婚式の話を……。
「遅くなってしまいましたが
妻となってもらいたいと
考えていますので
いっしょに来て
もらえますか?」
その言葉を待っていた!!!!
(泣きながら)
続きます。
