水凪トリ『しあわせは食べて寝て待て』その17(5巻感想7)
45話はそのまま
会話の続き。
司が帰って来た後も
不安がる大家さんに
司「心配すること
ないですよ
だいいち鈴さん、
麦巻さんに隣の家
あげるんでしょう?」
以前約束したけど
すっかり忘れてる
ようだし、
お年寄りが混乱すると
いけないから言わないで
おこうと
さとこが小声で注意を
促すと……。
司「ダメでしょ
そんなの」
司に強めに言われて
思い出すのではなく
たった今、いいこと
聞いたかのような
リアクション……。
そして冷蔵庫にマグネットで
貼られる不動産売買
契約書……。
大家さん
「ならお祝いしないと」
買い出しに行こうとする
大家さんを、急に張り
切ったら明日ダウンすると
止める司。
というわけで夕飯まで
一時解散。
自室に戻る際に
「家のことを話して
くれてありがとう」と
お礼を言うさとこ。
さとこ
「あんなに怒った
司さん見たの
初めてで
心配してくださって
いたんだなぁって」
さとこの笑顔に
赤くなる司。
照れ隠しに、追いたてる
ようにさとこを
部屋から出します。
気付いてないさとこは
少々不満でしたが
今家賃を払ってる
部屋が、そのうち
自分の家になるという
喜びの方が上回って
そのまま昼寝。
夕飯は豚肉と野菜の
バター炒めに
大根おろしを添えます。
司は疲れてるから
豚肉を食べさせたい、
牡蠣の生姜煮も
用意してた……と
話す大家さん。
持病持ちで体調を
崩しやすいさとこは
しみじみと
さとこ
「いいですね
こうして人の体調を
気遣いながら
ご飯を作るのって」
「私はもう 誰かと
住むなんて考えられ
ないから……」
「だから鈴さんの隣で
暮らせること すごく
嬉しいんです」
食事中の会話で
(意訳)
さとこ
「好物を何か月か
ガマンした後に
久しぶりに食べると
ものすごく美味しい」
つまり「世の中で一番
美味しいのは
普段食べてるもの」
自分としては、すごく
「いい話」のつもりでも
大家さん
「貧乏をこじらせ
てるわよ」
さとこ
「えーっ そう
なります?」
常に誰かと食事
「しなくてはならない」
のがつらい人でも
ほどよい距離感で誰かと
食卓を囲みたい時も
あるよね……。
続きはまた後日。
