水凪トリ『しあわせは食べて寝て待て』その16(5巻感想7)
第43話はさとこの
上司・唐(から)さんの
家族の話。
唐さんは姉と妹が
それぞれ離婚して
息子連れて実家に
出戻ったシングルマザー。
というわけで実家は
両親+姉+姉息子、
妹+妹息子に
猫が一匹の大所帯。
たまに様子を見に
帰るのでした。
息子2人は続柄は
いとこ同士ですが
一緒に暮らしてる以上、
兄弟同然なわけで
長男は大人しく、
次男はお調子者と
いうのは男兄弟
あるある……。
妹は息子が欲しいものが
ある時は伯父に頼めと
本人を前に断言する
ちゃっかりぶり。
しかし独身で結婚
予定もない、都会で
成功してる兄がいたら
頼るのも一つの手です。
姉の方が複雑な気持ち
らしく、弟が来てても
まだ寝てる風を装って
顔を合わせようとも
しません。
(そしてそれを
妹にバラされる)
妹の方が甘え上手で
姉の方が下手というのも
姉妹あるあるです。
そんな態度なのに
姉息子の大学資金を
積み立ててる唐さんは
聖人……。
でもこの甥っ子くん、
謙虚で素直で可愛いと
いうのはわかるよ……。
こんな風に一見
バラバラっぽい家族
ですが
色んな具を入れる
ご当地すいとんこと
栃木の「とっちゃ
なげ汁」を例えに
(うちはそれで
いいんじゃない?)
と、唐さんがお母さんに
言うのがいいんだ……。
(ほっこり)
第44話もある意味
「家族」の話です。
ウズラさんから
「野菜は干すと保つ」と
聞いたさとこは
カゴを買って、切り干し
大根作りに挑戦。
おやきに入れてみると
職場の人にも好評
だったので
大家さんにも
差し入れに行った
ところ
山へ行った司が
帰ってこなくて
どんよりオーラ
全開中……。
しかしおやきを
食べたら元気を
取り戻します。
その頃司は
団地に戻る途中で、
さとこのベランダに
干しカゴを発見。
山の農家のお婆ちゃんに
「目指せ年収
1000万!!」と
アツく誘われて
閉口した司は
都会に住む女性が
野菜干しって……と
司「イメージ
逆じゃん」
吹き出しつつも
和むのでした。
大家さんとさとこが
一緒にいるのを眺める
司の優しい表情……。
血の繋がりはなくても
これはこれで「家族」
ですよね。
続きます。
