井上まい『大丈夫倶楽部』その36(7巻感想9)
128話は
アキラの話。
子供の頃から
「宇宙を一人旅」を
目指してきたアキラは
「人類を宇宙へ
向かわせたい」という
ある大企業のプロジェクトに
宇宙船パイロットとして
参加することに。
今すぐ出発とは
いきませんが、計画は
着実に動いていて……。
今回はそのオーナーと
共に、関連企業に
挨拶まわり。
オーナー
「アメリカに移住する前に
一度 日本の現場を
見ておいていただき
たかったのです
あなたの未来の生活を
設計する人々の現場を」
アキラ
「……仰ってる意図は
理解しているつもり
ですよ」
オーナー「人は人と
社会で繋がっている」
オーナーはその例として
サーカスのスポンサーに
なってることや、
生活困窮者のための
焚き出しをするNPO
法人への寄付などを
挙げて(伏線)
「なァ~んて事は
さておき!!
孫ばかりでなく私も
君と顔を合わせたいと
いうのが今日の一番の
目的ですがねェ!!」
アキラの目が死んで
いる……。
・世界的大企業のオーナー。
・片目に黒い眼帯の
ロマンスグレー。
・宇宙にロマンを抱いて
実際に人類を送り出す
計画を実行中。
そんな盛り盛り設定の
人物の、自己主張が薄い
わけはなく……。
「お車代」を貰って
別れた後、ぐったりと
気疲れするアキラ。
しかしオーナーの
言葉には同意します。
アキラ
(分かってるよ
人一人の力で
宇宙になんて
行けるわけがない)
考え事をするアキラの
脳内に浮かぶ、身近な
人々。
宇宙やアメリカに
行く前に、自分に
何かできないかと
考えていると……
アキラ「……すみません
あなたが芦川芳秋さん
でしょうか」
個人情報全て他人に
渡したんだから
生きてるならホームレスに
なるしかないよね……。
アキラ「芦川芳秋が
あなたを探しています」
会話のやりとりの後、
芦川「人間社会で
ちゃんとやって
いけてるのか……」
そのまま去って
行こうとする芦川さん。
アキラ「あいつが
探していたのは
会って話がしたい
からだと……」
芦川「私は
会いたくないです」
ここで本編終了……!
おまけはもねの
日常話。
物語の根幹に
関わる衝撃の展開に
なってるのに
主人公はこの
緩さ……
