倉尾宏『北斗の拳 ドラマ撮影伝』その22(6巻感想7)
第60話では遂に
ユダとレイが再会
するはずが台本変更。
ユダは堂々と迎え撃つ
ようなキャラじゃないと
監督のストップが
かかります。
監督
「もっと陰湿で
性格が悪い雰囲気を
出せないか?」
優李
「レイの大事なものを
隠すとか……?」
その発言を受けて
自分を隠す=身代わりで
騙すことを思いつく
渡辺くん。
優李に褒められて
(俳優としては
追いかける立場だけど)
渡辺「ドラマでは
先輩に追いかけて
来てほしいかなって
……」
どんどんユダと
思考回路が似てきて
ないか……?
しかしユダらしい
言動が出来たものの
レイ「……おれの
命はあと一日なんだが
このままユダに出会えず
死んでしまうのか?」
タイムリミットがあるのを
すっかり忘れていた一同。
監督「こうなったら
命を延ばすしかない……!」
優李「そんな!
命を伸ばすなんて
都合よくできる
わけが……」
便利だなぁトキ……。
トキが秘孔を突く前に
毒薬を渡して
「苦痛に耐えられぬ時
のむがいい」
このシーン、コラで
結構使われてますよね……。
嘉崎くんのメソッドと
撮影ギミックで凄まじい
苦痛表現が……。
しかし終わった後は
余り変わらないので
変化が欲しいと
以前、入院していた時の
嘉崎くんの白髪姿を
思い出し、髪を染める
ように指示。
監督「やはり!
白髪がこのシーンに
映える!」
原作絵の再現は熱演の
証なのですが、この
微笑むレイのシーンは
いつ見ても涙が……
監督
「苦痛やストレスからの
白髪でありながら
儚さと……毒が抜けた
ような爽やかさすら
感じる!
レイの最期にふさわしい
姿だ!」
そうなんだよ……!!(涙)
監督の役者への絶賛=
いかに原作が素晴らしいか
言語化してるというのも
ファンには嬉しいところ。
監督「北斗チーム
最高だ!!」
監督がノッてる
ところに局からの
呼び出しが。
仕方なく撮影を終えて
Pや脚本家と共に
向かった先では……
まさかの映画化決定。
素直に喜ぶ監督と
無茶な条件を出されて
プレッシャーに頭を
抱えるP、
映画の脚本は書いたこと
ないと震える武藤先生。
さあどうなる!?
次巻も楽しみです!!
