昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

森薫『乙嫁語り』その8(15巻感想3)

第百四話は実家を出た
スミスさんと、タラス
さんの行き先の話。

馬車の中で大量の
羊を見かける
タラスさん。

色々と質問したり、
馬車を止めてもらって
羊に近づいてからの

タラス
「こちらの羊は
大きいですね」

嬉しそうな笑顔が
可愛い……!!

一旦回想シーンに入り、
スミス母がタラスさんと
息子の結婚に

強硬に反対する場面が
描かれます。

母「ようやく帰って
きたと思ったら
原住民の嫁だなんて……」

「お願いだから
まともになって
ちょうだい」

この二つの台詞
だけでも母親の頭の
固さは伺えますね……。

受け流していた
スミスさんも
さすがに

「何か悪い病気でも
持っていたら
どうするの……」

この言葉には険しい
表情になりますが

言い返そうとした
タイミングで、
友人のホーキンズ
さんが訪ねてきます。

→大仰に母親に同調
すると見せかけて
スミスさんを連れ出し、

険悪な空気一旦
リセットする
ナイスフォロー。

(お母さんも味方が
いると分かれば安心して
それ以上の事はしない
でしょうし)

スミス父・兄に
報告する体で

「ホーキンズさんが
別邸を貸してくれるので
そこに住む」

「生活費は旅の記録を
書いたものを売って
稼ぐつもり」

と、読者に説明。

この時代、南下する
ロシアの情報は重要で
スミス父も

「今度人を呼ぶから
ロシアの話を
聞かせてくれ」

と言ってます。

家庭の事情やこれからの
予定が明かされた後で

(母がどういう
態度でいようとも)

スミス父
「ヘンリー お前とは
親子であると
思ってるし

このさきもその
つもりだ

それだけは
言っておく」

いいお父さんだなぁ……。

(スミスさんの眼鏡
越しの表情は貴重です)

時系列は現在に戻り、

優しい表情で羊を
眺めるタラスさん。

スミスさん
「飼ってみますか?」

「たぶん飼えると
思いますよ

羊がいれば毛を
取ったりできるんじゃ
ないですか?」

羊の毛の質を吟味するのに
4コマ使うあたり、
タラスさんの本気度が
伝わりますね。

タラス
「……いい糸が
作れそうです」

スミス
「向こうの家に
着いたら 
聞いてみましょうか」

なるたけ故郷と同じ
ようにしてあげたい
スミスさんの優しさ……。

続きます。