昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その23(11巻感想3)

間が空いたので
解説すると

アバンが魔王ハドラーを
倒したその後が描かれ
はじめます。

43話冒頭では
今は精神体だけの
ハドラーが、大魔王
バーンに初お目見え。

復活した後の
「新生魔王軍」編成の
準備は進んでるかと
バーンに訊ねられます。

妖魔師団長(ザボエラ)は
確保したので

ハドラー
「次は百獣魔団
確実に戦力になれる
猛者に心当たりが
ございます」

シルエットだけですが
クロコダイン出た……!
歓喜

バーン「任せる
余からも何人か
適任者を与えよう」

ハドラーの傍らにいる
ミストバーンを紹介し、
魔影軍団長に推挙します。

※何度も顔合わせて
ますが、ここでやっと
名前を知るハドラー。

そしてもう一人、と
「死神」キルバーンを紹介。

「その姿を見た者は
すなわち……

もう余にとって
不要であるという
ことだ」

失敗したらこいつが
送られてくる、と
暗に脅します。

ハドラー
「バーン様に
そのような失望は
させません!」

そんな感じでしっかりと
上下関係を叩き込まれて
謁見は終わります。

キルバーン
「いやあ 初々しかった
ですねぇ 地上の魔王君」

ピロロ
「めっちゃブルって
たよね!」

バーン
「いや かなり
堂々としたもので
あったぞ」

なんか楽しそうに
軽口叩き合った直後に

キルバーン
「魔王が死んだと
思ってますからねぇ

人間どもの小競り
合いが始まるんじゃ
ないですかぁ?」

人間界はこれから
荒れる、と不穏な
会話が……。

実際その通りに
なるのですが

ひとまず勇者
パーティのその後が
描かれます。

故郷に戻り、赤ちゃん
マァムを抱きしめる
ロカ&レイラに
涙出ました……。

魔王軍との戦いの間、
マァムはレイラ父
(ネイル村の僧侶)が
見てたんですね。

マトリフはパプニカで
集中治療。

周りを見知らぬおっさん&
じいさんで囲まれて
身動き取れない状況って
キツいな……。

そしてアバンは故郷の
屋敷にヒュンケルを
連れて行きます。

執事のドリファンも
いるので、三人暮らしに
なりますね。

ノローグの

(その後……
この四人が同時に
顔を揃えることは
もう二度となかった……)

が、切ない。

続きます。