昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その32(7巻感想5)

第118話は
硝(しょう)くんと
翠ちゃんの話。

以前「空飛ぶイルカ」の
話を信じてくれた
翠ちゃんを慕う硝くん。

※実は風船でした。

翠ちゃんの方は
塩対応なのですが

硝(ひ ひどい
けど そこが
カッケ~……っ!!!)

翻弄されてかえって
憧れが強化される……。

硝くんは一時不登校気味
だった頃、TVアニメの

『アポルエオン』という
作品に元気づけられて
いました。

その中の「えりえり」
という敵側の少女に
憧れていたのもあって

ミステリアスで我が道を
行くスタイルの女の子に
惹かれるのかも……。

翠「ボクがカッコ
いいって?」

「やめた方がいいんじゃ
ないかなあ」

なんとか憧れの感情を
止めさせたい翠ちゃん。

自分がヤバい子だと
認識させようとしますが

硝「よく知りもしない
内から 決めつけるのって
よくないしっ……!」

お母さんの教育は
素晴らしいな……!

とりあえず今から
しようとしていたことを
続行する翠ちゃん。

取り出したのは
マッチとガラス瓶、
そして母親からの手紙。

マッチの擦り方が
下手で熱がってると
いうことは

燃やすのは初めてと
いうことですね。

※翠ちゃん母は新興宗教
信者で、娘は信者2号と
思ってる。

硝くんはそんな事情は
知る由もありませんが

硝「人の書いた手紙
燃やすなんてひどいし

その上翠も全然
スッキリして
なさそうだし

なんにも
よくないじゃん」

真っ当な意見だ……

翠ちゃんの
結論も

翠「ん~ 燃やした
なぁってカンジ?」

ストレス解消になるかと
思って試してみたけど
意味なかったことなんて
いっぱいあるから!

硝「でも……さ……
よく分かんなくても……

なんか自由で
カッコいいよ
翠は」

翠ちゃんは素直じゃない
ので、おちょくって
返しますが

硝くんはいい子だ……。

第119話はもねと
「芦原さん」が奈良に
行く話。

季節は春。天気のいい日に
もねの家でまったり
過ごしていた2人でしたが

奈良に住んでいた
ことがあると
芦原さんが話したのを
きっかけに

もね「見てみたいなぁ
鹿……」

→突然行ってみる。

これも大人の醍醐味……。

いつかやってみたい
ものです。

続きます。