昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:菅野文/漫画:阿倍川キネコ『薔薇王の学園』その17(2巻感想14)

監督のオールバニ
プロデューサーの兄に

くだらない仕事を
押し付けられたと
不満を隠そうとも
しません。

※映画のタイトルは
『漂流学級
~時空を超えた愛~』

オールバニ
(マンガ原作!!
ダサいサブタイ!!)

主演のボーナ姫以外は
子役の少年ばかりで
演技も期待できないと

野心ある若い監督には
やる気が出ない状況。

リチャード「……ご不満が
おありのようですね」

オールバニ
「私はくだらない
アイドル映画を
撮るために

映画監督になった
わけじゃないんだ」

思わず本音が漏れた
オールバニ
リチャードは耳元で……。

リチャード
「ならば くだらない
アイドル映画を
撮らなければいい」

「貴方にはそれだけの
才覚がある」

リチャードの迫力に
呑まれるオールバニ
でしたが

そう簡単に気が
変るわけもなく、

リチャードと子エド
出番が来ても、
適当に撮ろうとして
いたところ……。

2人の演技に心奪われ

オールバニ
「そのまま まわせ……ッ
カメラを
カメラを止めるな!!」

このシーン、
ガラスの仮面

マヤが端役でアイドル映画に
出演した際、その演技が
評価され、

「無名の足の不自由な
少女」がやけに長く
スクリーンに映っていた

初期のエピソードを
思い出しました。

リチャードと子エド
演技を絶賛する
オールバニ

オールバニ
「きみは本物の役者だ
腐っていた自分を
反省したよ」

「映画監督として
いい作品を撮る
努力をしよう」

素直に心を改める
宣言。

リチャードの方は後で
恥ずかしがってるのが
可愛い。

リチャード
(頑張ってるこの子を
軽んじられて 
少々カチンときたとは
いえ)

(よくもすらすらと
挑発的な言葉を
吐けたものだな)

やる気のない相手に
仕事なんだから
ちゃんとやれ!など
正論で諭さず、

才能があるとおだてた
上で、自分の実力も
見せつけたと書くと
すごい策士だ……。

リチャード、
おそろしい子……!(白目)

※お約束。

『ガラかめ』のマヤは
普段は地味で平凡
ですが、

舞台に立つと別人の
ように化ける設定。

リチャードもそういう
意味では、アイドルより
役者向きなんでしょうね。

続きはまた後日。