だいぶ間が空いたので
解説:
ファリンは現在竜と
融合したまま氷漬け。
ライオスはミスルン
隊長に頼んで、転移術で
竜部分を切り離して
もらいます。
竜部分を食べた上で
蘇生すれば、ファリンは
人間の姿で生き返れる
はず……という計画。
悪魔への憎しみだけが
「食い残されていた」
状態だったミスルンは
悪魔が倒された今、
抜け殻状態でしたが
カブルー(と隊の仲間
たち)の説得により
動いてくれます。
残ったファリン部分は
(竜を食べ終わるまで)
フラメラ
「氷が解けないよう
力を貸してやれ」
一番厳しい性格の
彼女が言うのが
いいんだ……。
ミスルンによって竜が
調理しやすいサイズの
塊肉にされていく中、
カブルー
「そろそろ
休憩しませんか」
(ミスルンは悪魔に
欲望を食われた結果、
食欲も睡眠欲もなくなり
誰かの気遣いが常に必要)
カブルーが強引に
休ませようと肩を
掴むと、ミスルンは
泣いていて……。
カブルー
「ど どうしました」
ミスルン
「悪魔に吐き出された時
気づいた
私に残された欲求は
復讐などではなかった
私はただ……完食
されたかったのだと
思う」
自分はもはや野菜屑や
残飯でしかないと悟った時、
全てが無意味になった
(意訳)
ミスルン「それでも……
誰かを完食させることには
力を貸すことができるの
かもしれない」
前向きな言葉が聞けて
嬉しそうなカブルーが
可愛い。
カブルー「約束した
以上 人一倍は
食べてくださいよ」
元気づけるための軽口を
叩いてると……
センシ「いま野菜屑の
話をしていなかったか?」
(調理や栽培方法を挙げて)
「いくらでも使い道が
あるから ただ捨てて
しまうのはやめなさい」
比喩表現なのに
真面目にアドバイス
された……と顔を
見合わせる2人。
ミスルン隊長が
笑った……!!
ミスルン「そうか
野菜屑にも使い道が
なるほどな……
それはいいことを
聞いたな」
この涙と笑顔の混じった
絶妙な表情が素晴らしい!!!
ぜひ見てほしい!!!
続きます。
全て失ったと、どん底の
気分の人も考え方次第で
再挑戦できるという
メッセージにも取れますね。