バチカンがゆるキャラを
公式マスコットとして
大阪万博に向けて発表
したのも驚きましたが、
巡礼者モチーフと
聞いてこの回を
思い出しました。
第5話では二つの事件が
同時進行します。
冒頭ではファルコが
身を寄せるリリエンタール
修道院に、
遠方の修道院から
そこの院長の訃報を
持った使者が訪れます。
中世ですから重要な
報せを書いた羊皮紙は
使者が携えて旅をし、
現地の責任者が
「見た」という証に
署名やメッセージを
書き添えて、
使者は次の場所へと
巡回して行くシステム。
院長へのお悔みや
聖書から引用した
文章に混じって、
「聖ヤコブ学院のシトー
学僧どもは堕落しきって
いる」と糾弾する長文が。
ここリリエンタールでも
5年前からマティアスという
青年僧を入学させて
いました。
マティアスに関しては
学院から何の報告も
来てませんでしたが、
この報せを持って来た
使者たちも、道中で学僧の
ひどい噂を聞いており、
元騎士のファルコと
元市警のオドの二人が
現地調査を頼まれて
学院へ出向くことへ。
(ファルコはマティアスに
会ったことはないが
オドは面識あり)
2人の旅の途中の
会話から、マティアスが
どういう人物か語られます。
オド「写字室にこもる
学問の虫だった
そんな奴でないと
学院で15年間
勉強しようとは
思わんよ」
(15年に渡る勉強内容と、
見返りが修道院長の座と
聞いて)
ファルコ「途中で挫折して
不良化する学僧も
出てくるわけだ」
学院近くでファルコは
学僧数人が変装して
寮を抜け出し、
街なかでやりたい放題
暴れてるのを目撃します。
ごろつきに絡まれた途端、
連れの娼婦を置き去りに
して逃亡。
娼婦たちを助けるため、
ごろつきとケンカに
なったファルコは
市警に捕まりますが
顔見知りである
市警時代のオドの後輩
フリートが登場し、
嫌疑が晴れます。
この時助けられた娼婦の1人、
フィリスが後に重要な
役割を果たすことに。
続きます。