昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

椿いづみ『月刊少女野崎くん』その21(16巻感想5)

間が空いたので大雑把に
解説:

第153号では最近流行りの
「溺愛系彼氏」に野崎くんの
描くヒーロー、

鈴木くんが該当しないと
みこりんが言い出します。

野崎くんはネタの参考にと
まずは弟・真由くん
(柔道部)を甘やかして
みますが成果は今一つ。

みこりんも具体的には
説明できなかったので

みこりん「試しに誰かを
めちゃくちゃ甘やかして
みるか?」

→千代ちゃんが通りかかる。

これでストレートに

「今から佐倉を溺愛
したいが、いいか?」
(cv:中村悠一

と言ってしまえば
千代ちゃんが天に
昇るほど浮かれてしまう
だけなので

ブコメのお約束で
あえて黙ったままです。

実際、先に何するか
聞いてたら、純粋な
反応にはならない
でしょうし。

というわけで野崎くんは
彼が思いつく限りの
「愛情深い言動」を
します。

ヒント:野崎くんの
愛は母性に近い。

千代ちゃんは「漫画の
ネタのために自分の
反応が必要だが

何をされるかは
わからない」という
状況に置かれます。

折角お昼を一緒に
食べようと誘われても

手作りお菓子を
もらっても

全く落ち着かない
千代ちゃん。

そのため深読みしすぎ
たり、近くのモブの
言葉を真に受けたりと

あらゆる斜め上が
展開します。

挙句の果てには

イグアナのポーズを
取り続ける千代ちゃん。

詳細は言いませんが
(どうしてこうなった)を
読んで楽しんでください。

野崎くんもどうして
いいかわからず

みこりん
「とんでもねー状態に
なってたら笑えるな」

→「とんでもねー
状態になってる!!!」

ネタばらしの後、
満更でもない千代ちゃん
でしたが……

ツッコミ続ける
みこりんにじわじわ
きます。

ラストに野崎くんの
新作の短編が先輩作家の
花村先生に褒められていて

千代ちゃんの空回り
努力は無駄でなかった
ことが

担当編集の剣さんとの
やり取りでフォロー
されます。

おまけで自分も
「溺愛彼氏」に
チャレンジしてみた
花村先生が

ヒロインが勝手に
別の男を選んでしまい

自分でツッ込む
シーン、好きです。

※彼氏から「君は一人でも
大丈夫」とフラれる
タイプの人。

続きます。