昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

原作:三条陸/漫画:芝田優作『勇者アバンと獄炎の魔王』その19(10巻感想3)

だいぶ間が空いたので
改めて解説:

地獄の騎士バルトスを
倒したアバンは、遂に
魔王ハドラーのもとへ。

戦いを監視していた
「悪魔の目玉」は
潰されており、

「あまりの不甲斐なさに
途中で見るのをやめた」と
言うハドラーに

アバン「……
どういう意味だ?」

ハドラーは期待を
裏切られた、

ハドラー「我が配下に
相応しい奴らでは
なかった」

この台詞のコマには
キギロ、ガンガディア、
バルトスが描かれていて

読者がムッとすると
同時に

アバン「彼らの
必死の戦いを蔑むなど……
邪悪の魔王としての
器すら疑わしい!」

アバンの怒りに
心から共感します。

ガンガディアは自分の
アイデンティティ
最も反する方法を使っても

マトリフを仕留めようと
したのに……!!!!
怒髪天

しかし今のハドラーには
通じず

ハドラー「……勇者よ 
……オレの部下になれ

そうすれば世界の半分を
与えてやるぞ」

魔王としてはお約束の
台詞ですが……

ハドラーは人間という
劣った種族に敗れたと
思いたくないので、

アバンが特別なのだと
自分を納得させて
いる心理状態。

アバンはそこを
見抜いていて

「自分一人で強くなった
わけではない」=大勢の
人間たちの助力のおかげと
完全否定。

茶番は終わり、
戦闘開始……という中、

「悪魔の目玉」で
それを眺めている
バーン&ミスト。

そこに現れる
キルバーン

キルバーンのトランプ
占いの結果は……

ピロロ「うそぉ」

続く39話では助っ人の
フローラ姫たちが魔王城を
進み、勇者一行を捜索。

まずはマトリフが
発見されます。

チョコマ「いきてた!
さすが じょうぶな
くずだ!」

叩いたら瀕死の
状態だったと
久々にギャグが
挟まれたところで

地面が大きく
揺れます。

地震ではなく、二人の
最終決戦だと察した
マトリフは

ロカやレイラを見つけたら
ここに連れ戻すよう
言います。

マトリフ
「迂闊な加勢は
かえってアバンの
不利になる」

その頃アバンは猛攻中。

ハドラー(押し切る
つもりだ!

自分の体力・魔力が
残っているうちに!)

咄嗟に「正しい判断だ」と
褒めちゃうハドラーが
好き……。

続きます。