昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

榛野なな恵『Papa told me』その31(12巻感想8)

8話目は「ソーダ
フロート」

冒頭、ファミレスで
食事中の知世ちゃんと
お父さん。

話題は夏休みの定番、
絵日記のことから。

(友達が旅行やイベントなど)

知世「絵日記のために
とにかくお出かけ
するんだって」

それは違うと思ってたけど
やっぱりネタがないと
愚痴る知世ちゃんに

お父さん「その
ネタのない状況の
ことを 飾らず
書くのが日記」

作家が言うと
説得力あるな……。

「そうしていくうちに
変り映えのしない
日常の中で思わぬ
発見をしたり

とりとめの無かった
自分の考えがふっと
まとまったりするのが
日記のだいご味と
いうか……」

話してるうちに
クリームソーダ
運ばれてきます。

青いクリームソーダ
知世ちゃんはきれいと
喜びますが

お父さんには違和感が。

クリームソーダって
緑色では?(昭和脳)

そして話はお友達の
「川田さん」の
エピソードへ。

夏休みのお昼ご飯は、仕事が
忙しいお母さんがお弁当を
作ってくれることに

知世「自分のせいでもっと
疲れさせちゃうって
なんだか反省してるの」

それに対してお父さんが
そんな必要はないと
説明する時の

お父さん「自分の存在の
土台は揺るがせちゃ
ダメだ」

川田さんの話題は続いて

調理実習の時、彼女が
みんなに後片付けを
押し付けられて、

知世ちゃんが怒って
突っ返したと話し、

「どうして川田さんは
怒らないのかな
優しいのかな」

お父さん「ものわかり良く
ふるまうより

理不尽なことに対して
いやだって言う方が
ずっと難しいんだよ」

「でも絶対必要なんだ」

10歳児相手でも
真面目に語ってくれる
お父さんは偉い。

今回、何故ファミレスに
いるかというと

知世ちゃんはこれから
歯医者→治療後はしばらく
食べられないかもしれない
ので、先に食べてる。

結局、歯医者さんから
エアコンが壊れたため
改めて予約し直して
くださいと連絡が。

絵日記のネタもできたし
歯医者も行かずに済んだと
浮かれる知世ちゃん。

予定が浮いた
ふわっとした一日を
クリームソーダ
例えたお話でした。

続きはまた後日。

書いてたら久しぶりに
クリームソーダ飲みたく
なってきた……。