昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

総監修/稀見理都・まんが/金平守人『偉人画報 三峯徹』その1

『偉人画報 三峯徹
(20~)は90年代以降の
エロ漫画雑誌に必ず投稿
イラストが載ってる常連で

独特の作風の持ち主、
三峯徹」氏の半生を
学習漫画風に描いた作品。

コミケットカタログ98で
連載開始の広告見て以来
気になってたんですが、

ようやく単行本が
発売されました!

本編は4話構成と
なっていて

第一章は少年期。

懸賞目当てにハガキを
応募することにハマり、

やがて景品や賞品より
自分の書いたものが
本に載ること自体が
喜びに……。

三峯徹」のPNの
由来も明らかになります。
そうだったのか……!

第二章では青年期で
エロ漫画雑誌への
投稿開始。

(初期はあの作風では
なかったんですね)

学業や仕事、引っ越しなど
私生活の面も描かれます。

雑誌内で投稿ハガキで
文通してるかのような
やり取りは、この当時
ならではですね。

仲間を見つけた喜びに
浸っていると、そういう
雰囲気を嫌う人もいて……。

第三章では三峯氏が
いつしか知る人ぞ知る
存在になっていた話。

インターネットや
サブカル界隈で
メジャーになって
いきます。

第四章では病気で倒れて
入院、リハビリ生活。

それをきっかけに趣味が
家族にバレたりと、
苦難が降り注ぎます。

しかし何があろうと
己が道を行く三峯氏。

三峯氏(投稿とは……
誰に求められている
からというわけではない

そこに読者ページが
あるから……

そして雑誌が投稿を
募集しているから……

それだけの事だ……)

※ここからはあえて
省きます。ぜひ
読んで確かめてください!

会ったこともない、たまに
見る絵と名前しか知らない
人なのに、

何故か身近な存在、という
気がするのが三峯氏。

この名前を知っている
=エロ漫画雑誌を読んだ
ことがあるという証明なので

あまりおおっぴらに語られる
ことはありませんが

なんとなくその名に
敬意を払っているような
人はぜひ読むべき!

その敬意が本気の
尊敬にグレードアップ
します!!

また、三峯氏本人の
回顧録

その当時の漫画雑誌、
サブカル誌の変遷など

昭和~平成文化を知る
貴重な資料でもあります。

続きはまた後日。