59話では無事に佐藤の
初案内(ガイド)が終わり、
矢浦くんがお礼の手紙を
読み上げてくれて、
「凪の劇」という
舞台への招待状も
貰う佐藤たち。
瀬田さんや塩野たち
との会話で、子供時代
には必ずやる公演だと
説明されます。
昔、何の役をしたかと
いう会話で
遠野「私はハリス様を
やりましたよ!」
得意げな遠野さんが可愛い。
(表現に悩んでいたと
向井さんに即バラされる)
観劇は「彼岸」と
いうバーチャル会場。
佐藤とすあま、そらまめが
大きな球体の中に入って
宇宙空間に浮いてると
ぬるっと球体の中に
入ってくる永淵さん。
永淵「一緒に見ても
いいかい?」
佐藤「普通に入ってきて
くださいよ!」
2人の会話から
読者には「凪の劇」とは
過去にあった実話だと
ほのめかされて
60話から劇=過去回想が
始まります。
作中で時折出てくる
「ハリス」と「マリヤ」、
そして「猫」たちの
物語……。
「マリヤ」=唯一の旧人類
「ハリス」=複製で多数
いるらしい。育成を担当
「猫」=場所を支える
現行人類は栄えましたが
「外に行きたい」という
願いを「猫」が却下
し続けた結果、
人々は「猫は我々を
騙している」
外には楽園が
あると思い込んで
出た結果、内部に
「残兵」が入り込み、
マリヤは連れ去られ、
ハリスも破壊されて
しまった……。
劇の終わりのナレーションは
「こうして猫は人と外を
繋げるようになりました」
おまけ4コマでそらまめが
観劇中の永淵さんに
寄り添ってるのは
伏線でしょうね。
※プリンタニアは
落ち込んでる人、
悲しんでる人の傍に
寄ってくる。
61話では劇終了後、
矢浦くんが佐藤のもとに
やって来ます。
佐藤と矢浦くんとの
会話で
矢浦「……マリヤ(役)
やりたいけど
ちょっとわかんない」
(外に出た人類を
助けに行ったことは
すごいけど)
「行かなかったら
マリヤもハリスも
まだいたのにって
思っちゃう」
永淵「一度の
間違いで見捨てたくは
なかったんじゃないかな」
「知らないけど~」
「……まー
頑固だったからね」
いや絶対詳しく知ってる
でしょ……。
続きます。