9本目は『犬鳴村 恐怖回避
ばーじょん劇場版』
扉絵、これは膝枕されてる
人から見たアングル
では……?(興味津々)
冒頭では昼食を終えた部長が
「今日はまだ会ってないな
邦キチの奴に」
→放送部が昼休みに
いろんな部活にインタビュー
するコーナーに登場。
放送部「こちらの
邦吉さんから熱烈な
応募が大量に届き……」
部長「な……何を
勝手に突撃しとるんだ
あいつは!?」
部活内容と同時に
部長のことを熱く
語り出します。
自慢の部長と言われて
(行動力あるよな
お前って)
(今日ばかりは応援
してるぞ邦キチ!)
部長はチョロインすぎる……。
会話してるうちに
放送部の女子が
「映画の相談」を
思いつきます。
「私……ホラー映画が
大の苦手で でも
観たいって気持ちは
あるんですよ!」
でもホラー好きから
薦められた「こわくない
映画」も怖かったと
話す放送部女子に
映子ちゃんが
プレゼンするのが
サブタイの作品。
(誰も聞いてないのに
その場で解説を始め、
モブを引かせる部長も
似た者同士だよ……)
基本はホラーですが
コミカルな演出を大量に
入れ込んで中和させて
いると熱弁します。
放送部「大丈夫ですか
つまらなくなって
ませんかこれ!?」
映子「ところが意外と
ちゃんと観られるのが
びっくりなんですよね」
どうすれば怖がらせ
られるかを熟知してる
監督だからこそ、
怖さを打ち消す方法も
わかってるのでしょう、と
(意訳)マニアックな
意見の後、
キテレツ演出を嬉々として
語るのも忘れません。
変なところに食いつくかと
思えば、本質を突いてくる、
それが映子ちゃんのレビュー
姿勢……。
なお
「なんか……めちゃくちゃ
変な部じゃないか……?」
ざわめく校内の反応に
部長が頭を抱えるオチ。
部長(色々逆効果だぞ
邦キチ……!)
だがちょっと待ってほしい
部長……!
校内放送で宣伝することで
部員や映画の相談を広く募る
目的なら、確かに成功とは
言えないでしょうが
いかに部長と自分で
楽しく部活をしているか、
校内放送を使った学校規模の
ノロケが目的だとしたら
大成功では……?
続きはまた後日。