昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

井上まい『大丈夫倶楽部』その21(6巻感想4)

猪口を少しずつ買い
揃えてきたと、芦川
さんに説明するもね。

しかし、そこは大雑把な
性格の彼女らしく

芦川さん「これって
蕎麦猪口では?」

(蕎麦のつけ汁入れ)

芦川さん「こっちは
完全に小鉢!」

もね「欲しいと感じた
気持ち優先で……」

それはともかく猪口が
あればお酒を期待する
芦川さんでしたが

もねはそれでコーラを
飲んだり、マシュマロを
入れてみたり……。

ナンとラッシーを
用意しておいて
カレーがないことも
ありましたし、

(5巻76話)

もねの発想はちょっと
ズレている……。

これからの目標も
できたことで、
大満足のもねでしたが

芦川さん「……あっ
ところで花田さん

徳利の方はおいくつ
お持ちなんですか?」

→1本だけ。

オチがついた……。

芦川さん「せっかく
なんで一杯やりますか」

何気に初志貫徹する
「芦川さん」だった……。

98話はエマちゃん再び。

ゲンローさん、
「芦川さん」と
一緒に近所の秋祭りへ。

94話の登場回より、
日本語が上達して
います。

エマちゃんの質問に
答えられず、
「分かりません」と
言うと

何故かエマちゃんから
安定物質が……。

驚く「芦川さん」
ですが

(ここに住んでる人も
わからないことが
沢山あるなんて)

エマ「いっぱい
ふしぎれす!
エマはうれしいれす」

「分からないことが
ある」→「されば
知るべし学研すべし」

というのはゲンローさん
宅の書道教室にある標語。

エマ「そのひょうごが
すばらしい宇宙を
かんじられて
すきなのれす……!」

エマちゃんが宇宙に
並々ならぬ関心が
あるという伏線が
ここで描かれます。

99話はもねの
一人語り回。

時折訪れる
「独り言が止まらない日」
を確信したもねは

室内ピクニックを
計画。

お弁当を作って
レジャーシートを敷いて
部屋で寝転がります。

これはこれで楽しそう……。

芦川さんとの出会いを
振り返ったり、

「大丈夫」のイメージを

狭い範囲を泳ぐ感じ
だったのが、

「大丈夫」を引き寄せる
風に変えてみたりと

何もしない時間で
脳内をいい感じに
整理整頓。

そして安定のオチ……。

続きはまた後日。