昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

池辺葵『ブランチライン』その3(1巻感想3)

念のため解説:

山の上の一軒家が実家の
八条寺家の人々の
穏やかな日常の物語。

第三話は四女・仁衣
(にい)が仕事熱心な
事情が描かれます。

アパレル通販会社に
勤務する仁衣は

冒頭でも自社の靴を
自宅で何足も履いて
履き心地や幅の広さを
チェックしたり、

三女の茉子(まこ)にも
以前プレゼントした靴の
感想を聞いたりしてます。

社長から注文書に
やんわりダメ出しが
来ても一歩も退きません。

仁衣「今は流行の色より
自分の好きな色を
求める人が多いんですよ」

「目に入る色は心を
豊かにし 文化を
育てます」

後輩の山田くんと
昼食中の会話で、

仁衣が以前から自社製品を
店頭に置いてほしいと

頼んでは断られている
ブランドショップから
また断られたという
やり取りが。

そのブランドが
好きな理由として

昔、雑誌のインタビューで
そこのデザイナーさんが

別の社の出したデザインが
似てますけどどう思い
ますかと問われて

「そもそもあなた
何からも影響を受けずに
生きることなんて
できますかって」

という言葉が響いたと
語る仁衣。

その後、自社の倉庫で
人手が足りないと連絡が
あり、即座に駆けつけます。

12年前の回想シーンが
入り、

当時、品出しの
バイトをしていた
仁衣は

甥っ子の岳(がく)に
靴を買います。

しかし岳は履いては
くれません。

岳の母である姉のイチにも

「自分で稼いだお金
なんだから自分に
使ってね」

「岳に必要なものは
私が買うから)

(その物言いで次女の
太重とケンカになる)

時系列は戻り、仁衣が
社長直属の部下の
鈴木さんや

倉庫の責任者のおばちゃん
からも高く評価されてる
ことが描かれます。

そして岳がプレゼントの
靴を履かないわけは……

イチ「宝箱に
しまっちゃってるの」

こっそり
部屋を覗くと

岳「お前たち 
かわりはないか
新しい仲間とは
仲良くやってるか」

靴やぬいぐるみに
友達のように
話かけていました。

仁衣(そうだ
あの時

数字の羅列に見えた
この倉庫が
誰かの宝箱なんだって
知ったんだ)

ふとそれを思い出した
仁衣が、また仕事に
繋がる発想を思いつく
のがいいんだ……。

続きます。