昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

迷子「プリンタニア・ニッポン」その11(4巻感想7)

第54話は引き続き
佐藤がスクール生の
矢浦くんを案内。

向井さん&もなか&
メレンゲによる
「残兵狩り」の様子を

シミュレーションで
見せてもらいます。

「残兵」というのは
未だ謎の存在ですが

人間を襲うこと、
比較的最近作られた

プリンタニアは感知
され難いというのは
作中で描かれています。

※瀬田さんが片腕
失ったのも残兵の
せい。

向井さんが佐藤
たちといるところを
見つけた同僚たちが

うっかり武器を持った
まま部屋に入ってしまい、

監視猫(ロボ)
「全員 両手を頭上ニ!!」

「えっ!? 嘘!!」

なんてハプニングも発生。

向井さんが誰かと
いるのは、ルールを
忘れるほど珍しい
らしい……。

向井さん同僚は
佐藤が友人と知って

「どうすりゃ向井と
上手くやれんの」

佐藤が改めて
なんで仲良くして
くれてるのが訊く→

向井「わからんが随分
世話になっている
気がするな……

迷惑でなければ
これからもよろしく
頼む」

珍しくガッツポーズの
佐藤が可愛い。
嬉しかったんだね……。

矢浦くんは彼らにも
質問します。

「採掘とか開拓って
元々の景色とか
見れるんでしょう?」

「友達は外は危ない
から怖いって言うけど」

「どんな人が
向いてるの?」

矢浦くんはまだ知りませんが

実はこの世界の
仕事はスクール時の
成績で決まるらしい。

開拓作業だった
瀬田さんは

瀬田「振り分け前の
スクールの成績
酷いんですよ!?」

と言っています。

(1巻13話)

向井「……俺に関して
言えば 臆病で慎重な
性質だ」

「危険を予測して
行動する事が必要な
外には向いている」

向井さんの同僚も

「まぁ~そうだな
興味だけで動く奴は
危ないよなぁ」

大人の対応……。

矢浦「ダメかも!」

あっさり諦める矢浦
くんを宥める佐藤。

佐藤「これから意識
してみれば」

→差し入れのお菓子を
ガマンすることで
自分を鍛えようと
する矢浦くん。

同僚がここぞとばかりに
組もうと提案するのを
スルーし続ける向井さんと

ほっこりエピソードで
和ませてますが

上記の「成績不良者は
危険な外で仕事」設定の

不穏さは読者の心に
入ったまま……。

続きます。