昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『仮面ライダーエグゼイド』鏡灰馬(本編32話の話2)

この回はリアルタイムだと
父の日が近かったはず。

そのせいもあるのか、
対照的な「二人の父親」が
描かれます。

檀正宗が息子の黎斗を
昔から道具扱いなのに
対して

院長先生の博多大吉鏡灰馬こと
飛彩先生のパパは

息子の消滅した恋人を
復活させようと禁断の
ゲームに挑んでいた……。

本来、彼はそれを止める
立場にある人ですから
尚更ゲーム参加はダメなんですが

院長「小姫(さき)ちゃんを失って
悲しいのはお前だけじゃないぞ」

消滅者の家族、関係者もまた
深い悲しみを抱えていることを
視聴者に伝えます。

(その後、小姫さんの父親が
登場し、交流が続いていることを
示すエピソードもあります)

強いと分かってるパラドの前に
エグゼイドを庇って飛び出して
くるシーンは好感度上がりました。

その後、院長にしかできないこと=
(この世界の厚労省)「衛生省」と
交渉して、

檀黎斗から押収した消滅者の
データの入ったガシャットを

こちらで預かれないか交渉
してほしいと飛彩先生から
頼まれます。

(結局ガシャットは檀正宗が
持ち去る)

院長はお調子者だけど
やる時はやるんだね、と
ポッピーが言ったところ

飛彩「当たり前だ
俺が誰の背中を見て
ドクターを志したと思ってる」

飛彩先生の珍しいデレが……!!
ありがたやありがたや。

TV版では永夢に強く当たっては
(衛生省から出向扱いの)
ポッピーの一言で
意見をコロコロ変えたり

飛彩先生のためにスィーツを
用意したりとあまり偉い印象が
ありませんが

小説版では飛彩先生が

「かつては神の手を持つ
外科医と称されていた」

と語っています。

つまりファイナルステージで
博多大吉さんが

「私、失敗しないので」

と某女性ドクターの台詞と
共に登場していたのは
小説版の伏線(嘘)

※皆が決め台詞と共に登壇
する中、院長だけ印象的な
台詞がないのでボケで
言ってるだけです。念のため。

なお奥さんは未登場ですが
小説版によると

「奇蹟の獣医」

「動物と会話できるそうだが
真偽のほどは俺にもわからない」

飛彩ママ、すごく見てみたい……。

続きはまたそのうちに。