昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

トマトスープ『天幕のジャードゥーガル』その3(2巻感想1)

第2巻、本日発売です!!

記念に語ります。

祝!!「このマンガがすごい
2030」オンナ編第一位!!

可愛らしいメルヘンタッチの
絵で紡がれる、壮大な歴史絵巻!
ぜひ読んでみてください!!

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

※ジャードゥーガル=魔女。

久々なので1巻あらすじ:

舞台は13世紀初頭。

奴隷の少女シタラは
優しい女主人に勉強を
教わりながら、小さな村に
暮らしていました。

ある日村はモンゴル軍の
侵攻を受け、シタラは
主人も奴隷仲間も失います。

ところが、古典の書物を
読み解ける学者が
必要だということで

女主人を殺し、貴重な書物を
奪った指揮官・トルイのもとに
呼ばれます。

シタラは「ファーティマ」と
名を変えて、トルイの妻・
ソルコクタニに
仕えることに……。

(トルイはチンギス・ハンの
末子で第四皇子でもある)

二巻ではファーティマが
モンゴルに仕えて
八年が経過しました。

そして冒頭、チンギス・
ハンの死から二年後、
遺言と慣習に基づいて
新たな大カアンが立ちます。

歴史に詳しくない人だと
末子トルイが選ばれると
みせかけての

三男オゴタイが即位。

トルイは「親父の遺言が
果たせて良かった」と
満足していますが

賢明な妃ソルコクタニは
トップの座はオゴタイでも

軍事力はほぼトルイが
受け継いでいるという
ねじれのある現状に
不安を覚え、

二人の間に争いの
種を撒きそうな次男、
チャガタイを探るよう

ファーティマに
密偵を依頼します。

二巻の内容を大雑把に
まとめると

・ファーティマが密偵として
潜入しようとするが失敗。
盗人と間違われて連行されて
次々に厄介事が。

・結果的にオゴタイの
第六妃ドレゲネと出会い、
彼女に仕えることになる。

(彼女の過去が回想で
語られます)

・即位したオゴタイのもと、
金国への侵攻作戦が計画される。

しかしそれは成功しても
モンゴルを大きく
揺るがすことになるだろうと
断言するファーティマ。

ファーティマとドレゲネ、
どこか似ている二人は
共にモンゴルを相手に戦うと
決意するのでした……。

続きます。