昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『機界戦隊ゼンカイジャー』ステイシーその2

メイン脚本の香村さんは
曇らせ展開に定評のあるお方。

介人たちゼンカイジャーや
追加戦士ゾックス&一家が
強烈ポジティブな分、
ステイシーが餌食対象に。

ゾックスから「ヤツデに
バラされたくなかったら……」と
協力を強制されるなんてマシな方。

そもそも名前から
ステイシー=捨て石って
人の心がない……。

中盤以降、敵側の戦力強化で
「ハカイザー」という戦士が
登場します。

彼の正体は10年前、
イジルデに攫われた天才
科学者・五色田功博士。

介人の父であり、
ヤツデの息子でした。

・天才科学者を誘拐して
冷凍睡眠状態にする。

・その間、脳内のアイデア
パクリまくる。

・10年使ったところで
ネタ切れっぽくなったら
戦士に改造&洗脳。

イジルデ、鬼畜すぎだろ……!!!

ハカイザーの基本性格は
元のままなので、
明るく友好的で優しい。
(あと妙にテンション高い)

ステイシーを仲間として
対等に扱ってくれます。

ステイシーがヤツデを
大切に思う程、

彼女がずっと探している
息子の行方を知りながら
黙ってるのは辛い。

しかしハカイザー=功博士が
助け出されてしまえば、

ステイシーは信頼できる
味方を失うことに……と

実に人の心を抉る
展開が巧みです。

(泣きながら拍手)

その後、イジルデがラスボスに
失態を詰められてステイシーの
せいにしたため、
敵側にもいられなくなり……。

※ハカイザー奪還は確かに
ステイシーも一枚噛んでたので
苦しまぎれに罪をなすりつけた
ようでも、間違ってはいない。

最終回近くになって自分の
素性を明かして、ヤツデが
受け入れた時は朝から号泣しました。

(香村さんは悪側にいたキャラへの
報いが容赦ないから……)と

最後の最後まで油断できなくて
心臓に悪かったですよ……!

幸せになってくれて本当に良かった!

『探偵ロマンス』など最近
世古口さんにハマった人には
ぜひステイシーを見てほしい!

テニスウェア姿を披露する
29話「王子のねらい、
知ってるかい?」
とかおススメです。

話がイカレ……カオスなのは仕様です。
(小声)

続きはまたそのうちに。