昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『機界戦隊ゼンカイジャー』ステイシーその1

NHK土曜ドラマ
『探偵ロマンス』に
世古口凌さんが出演!!

美しき踊り子・
お百役!!

出演のきっかけも
ステイシーだったそうで。
(演出担当談)

というわけでハマった方の
ためにもステイシー話を。

大雑把に説明すると

不憫なシリアス担当美少年。

一人称は普段は「僕」
怒ると「俺」になることも。

トンチキコミカルな世界観の
中で常識人のため、苦労が
耐えませんでした。

敵の武力担当幹部・
バラシタラの息子。

「悪の貴公子」と呼ばれても
おかしくない設定なためか

彼の出番が多い回の
サブタイは「王子」が
ついてましたね。

例:第7話(初登場回)
「魔界の王子は気がみじかい!」

第26話
「改造王子と闇の外科医!」など

しかしサブタイはどうでも

・バラシタラの子は他に
892人もいて、詳細は謎ですが
皆使い捨てられたらしい。

・序列は低く、その回の
ゲスト怪人=○○ワルドにすら
雑に扱われることも。

・母に惨い扱いをした
バラシタラを憎んでるので
彼のライバル、頭脳担当幹部の
イジルデと組み

変身能力や巨大ロボを
得ますが、結局モルモット扱い。

このように、敵側にいても
マイナス要素しかないことが
徹底して描かれます。

(王子じゃないな……?)とは
ちょっと観るだけでわかりますが

母方の血筋かもしれないとか
思えてしまうのがステイシーの
ノーブルな美しさのたまもの。

そしてステイシーというキャラを
構成する重要な要素が

「介人祖母・ヤツデとの関係性」

敵側の貴公子が、主人公側の
ある人物との出会いをきっかけに

人間らしい一面を見せはじめ、
変化していく展開は王道中の
王道です。

その相手が「母の面影がある」
女性というのもお約束ですが
まさかの主人公祖母郁恵ちゃん

「ステイシー」と名乗った際に
「サトシ」という介人の友達と
カン違いした彼女は

顔を合わせるたびに笑顔で
迎えてくれます。

敵と言う事も出来ず、
親切にされるたびに悩みが
増えていきます。

介人は友達になる気
満々なので

(早く味方側においで!!)
と、何度思ったことか。

折角だから続きます。