昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

板垣巴留『SANDA』その7(第6巻感想)

第6巻、発売中です!!

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

この時期に語らなくて
いつ語るのって話ですね。

あらすじ:

2080年、少子化
更に進んだ日本が舞台。

大黒学園に通う14歳の
少年、三田一重は
サンタクロースの末裔。

赤い服を着るとサンタに
変身し、不思議な能力を
発揮する。

既に存在しないはずの
サンタクロースを見た
学園長の大渋は

サンタクロース捕獲組織
「赤衣の特捜隊」や生徒たちを
利用して、サンタをつけ狙う。

という事情で「赤衣の
特捜隊」から(表向きは
新任教師として)柳生田
さんが派遣されますが

三田と接するうちに
すっかりほだされて
今や頼れる味方に。

そんな彼に大渋学園長から
最後のチャンスとして

サンタクロースを
確実に殺せるという
「トナカイの血の結晶で
出来た弾」が渡されます。

そしてもう一人、
「赤衣の特捜隊員」
兵頭さんが教師として
やって来るのでした。

不穏な展開とは対照的に
三田の周りはコミカルに
描かれます。

サンタクロースから
三田へ戻るアイテム、

お菓子の「ぷちっこ
グミ」が販売中止に。

回収されて店頭からも
消えてしまいます。

甘矢「なんで買い置き
してないんだよ
こんな大事な物!!」

「僕が作る……!!
14歳に戻すグミ!!」

失敗作で女の子になったり
褐色サンタになったりとか
ほんとどういう体なの!?

もう戻らなくても
いいんじゃないか……と
呟く三田に怒る甘矢くん。

(実家がケーキ屋だけに)
妙な職人気質を発揮したり
篤い友情を見せたりと

笑えてほっこりする
エピソードです。

初登場時のクソガキ
ムーヴとは別人の
ようだよ……(感涙)

ほんわかしたところで
兵頭さんと三田が接触

柳生田「しかもあの女!!
危険なレベルの……
子供嫌いっ」

前もって忠告されてたのに
何で無防備に握手しちゃう
かな……。

何とか逃げ出すことには
成功したものの「血の弾」に
触れたダメージが治らない
三田。

倒れた三田を保健室に
運んでくれた少年は
「隣甲斐」くん。

トナカイ!?と
驚く三田は彼に
詰め寄りますが……。

続きます。