昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『おそ松さん』その7(一期23話「灯油」)

寒くなると思いだすのが
この話。

大雑把に言うと

「寒い中、誰がストーブの
灯油を入れるか、兄弟間で
繰り広げられる駆け引き」

昭和の冬の日常話が
『おそ松』らしい極端な
ドタバタで描かれます。

冒頭、普通に和やかな
茶の間が、ストーブの
灯油切れを伝えるアラームで
緊張状態に……。

外は吹雪で、縁側の灯油ポリ
タンクにも雪が積もってます。

こたつの外にいた
チョロ松、一松、カラ松が
こっそりこたつに入って来ます。

最初からこたつにいたおそ松、
トド松も含めて皆から
無言で威嚇されたのに

トド松の隣に強引に入って
くるカラ松……。

全員の無言の圧力が
カラ松に注がれるも

昨日も一昨日も灯油入れたのは
オレだったから今日は嫌だ、と
断固拒否するカラ松。

さっきの仕返しにトド松から
ポットのお湯を手に
かけられても屈しません。

十四松はいつの間にか
着ぶくれたダルマのような
姿で寝ています。

一松も寝たフリをしたら
おそ松にこよりを鼻の穴に
深々と突っ込まれたり、
発火するまで擦られたりと

チョロ松「もう灯油入れた
方が楽だろ!?」

おそ松兄さんも容赦なさすぎ
ですが、黒コゲになっても
寝たふりを続ける一松の
根性もすごい。

ふとトイレに行きたくなった
おそ松は

序盤でトド松がお茶を
淹れてくれたことを思い出します。

おそ松「長いスパンの
罠だったのか……!!!」

このままトイレに行くと
灯油も入れてこい、と
なるのは明らかなので
耐えるおそ松。

「お前を脱落させた方が早い」と
末っ子に狙いを定めた兄たちは
一斉にトド松の足を攻撃します。

キレたトド松は「換気する」と
窓を開けて猛吹雪が部屋の中に……。

十四松が窓を閉め
「灯油きれてんだけど」と
露骨に催促をはじめます。

最初から寝たふりをしていた
のか……!?と戦慄する5人。

トッティ「あの背中は
待っている背中なの!?」

おそ松「ホラー映画かよ!?」

ここのやり取りがなんか好き。

結局十四松がチョロ松を
指名して寝てしまったため

否応なしにチョロ松が
灯油係になるオチ。

続きはまたそのうちに。

十四松は本当に謎……。