昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『超獣機神ダンクーガ』その18(17話感想&総集編につき前半部の話)

第17話は総集編。

というわけで、前半に関する
雑談と考察も含めて語ります。

この回での新規の情報は

・敵側の総司令官だった
デスガイヤー将軍が更迭。

副官ビストールはシャピロに
ついて残り、シャピロが
勝ち誇ることに。

デスガイヤーの回想という
体で総集編開始。

第一話では突然の奇襲と力押しで
地球の正規軍が壊滅。

士官学校の教官だった
シャピロはゾルバドス側に
寝返りを決意します。

一緒について行こうとした
沙羅の機体を忍が(敵前逃亡は
重罪になるから見つかる前に)
撃ち落としてしまい、離れ離れに。

混乱する戦場で
シャピロは沙羅機の
墜落に気づきませんでした。

沙羅「おいていかれた……」

シャピロ「何故ついて
来なかった……」

というすれ違いが
後々まで後を引きます。

二人の愛憎の物語は
本作の重要な核の一つ。

もう一つの重要な核は
獣戦機隊の成長物語。

合体を果たす=彼らの
心が一つになるまで
16話かけてます。

第二話からは忍が獣戦機隊に
入隊→初ミッション。

沙羅、雅人、亮とそれぞれ
入隊回に1話使ってます。

大人になってから観ると
4人とも士官学校出とは
思えないレベルでフリーダム。

命令違反は日常茶飯事。

これは当時「大人の命令に
盲目的に従うのはダサい」と
いう風潮があったから。

なまじ腕もカンもいいので
無事勝利して生還しますが
地球のピンチなのに
危機感がない……。

(2~5話はそんな感じ)

しかし6話でローラが
母を失くして故郷を
焼き払われ、

7話では少年兵たちが
大人のニセの命令で
基地を守るために取り残され、

8話では士官学校が焼かれて
残っていた寮長(通称ドン)が
獣戦機隊を助けるために
囮になり……。

と、6~8話で戦争の
悲劇が描かれます。

9話では亮が炎に包まれる
ジャングルから少女を救出、

10話では沙羅と忍が
バイオテロで苦しむ
ゲリラを救うなど

4人が「守るべきものは
何か」を考える出来事が
続きます。

第10話ではゲリラたちを
陰で支援する(今は)謎の存在、
黒騎士隊が登場しますが
なかなか再登場しない……。

折角だから続きます。