昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(漫画)日丸屋秀和(コンテ構成)佐倉ケンイチ『総理倶楽部』その4(4巻感想)

第4巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください、

ドラマCDも発売中!!

あらすじ:普通の高校生・
日向大悟はある日突然、
未来の総理に選ばれたと

謎のメガネ青年の案内で
国会議事堂に連れて行かれる。

その地下にある「総理倶楽部」で
大悟は過去の総理達と出会う……。

今巻では大悟に絡んでくる
新キャラが登場。

ソシャゲの美少女幕臣キャラを
愛するあまり、明治以降の

政府のやることなすことが
気に入らないという
元野球部の新田くん。

新田「討幕派は推し幕臣
山岡鉄舟ちゃんの敵だからな!
絶対悪いやつ!」

大悟の友達はみんな
大悟が何を言おうと否定せず
受け入れるタイプだったので
ちょっと新鮮。

新田くんが極論で
明治政府を否定→

反論しようと大悟が
実際の場面を見に行くと
いう展開に。

※アホはほっとけという
対応にならないのは、
大悟の友人が新田くんに
野球部に戻ってほしいから。

まずは岩倉使節団
欧米へ出発した時代へ。
(1871年)

伊藤博文が有能な人材を
スカウトする気満々だったり

岩倉具視の髷が大人気
(本人視点)だったり。

→帰ってきたら議会の
覇権が大隈重信
握られていた。

伊藤さんの反撃のターンが
はじまる……!

大悟「討論の内容とかは
わかんないとこ多いですけど

なんかこう違う論
ぶつけ合ってるのに
向いてる方向は一緒
みたいな熱さがあるなぁって」

しかも討論の場を離れたら
仲良しとか、本当に好敵手って
感じですね……。

また、新田くんが便利な
キャラなのは、彼が相手だと
委員長が積極的に助け船を
出してくれること。

委員長「戦後で一番多くの
総理を輩出した都道府県は?」

群馬県だよ」

「総理の出身県が政局を
左右するなら、今の世は
群馬県が支配してるのか?」
(意訳)

委員長が楽しそうだ……。

※ちなみに福田さん親子、
中曽根さん、小渕さんの4人。

新時代の仕組みを作った
偉人たちの奮闘とほっこり
エピソードを紹介しつつ、

現代っ子うしの
温かい交流も描くという
そんなお話です。

続きます。