昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『ルパン三世 Part1』その1(第一話感想)

久々に見返したので
語りたくなりました。

ルパンについては今更
説明不要と思いますが

Part1は73年の作品。

不二子の声が
二階堂有希子さんです。

第一話の大雑把なあらすじは

スコーピオン」という
組織がルパンを抹殺するため
日本で大規模レース場を
作って大会に招待する。

探っていた不二子を捕え、
事故という形でルパンを
葬る計画だったが
ルパンの方が一枚上手で……。

不二子を助けるため、
レース中に次元と入れ替わって
スコーピオン」のアジトの
ホテルに潜入するルパン。

前もって車を二台用意すれば
可能だけど、次元がルパンと
同等の操縦テクを持ってる
のがちょっと意外。

わざわざレースに参加して
追跡する銭形のとっつぁんにも
同じことが言えます。

この話は上記のように

・周りを敵に囲まれた
中でのF1レース。

・ルパンが捕まった
不二子を助ける。

この二つのエピソードが
並行して語られます。

ルパンは泥棒=悪人なわけ
ですが、彼を大人数で狙う
悪の組織を敵として
出すことで、

視聴者は彼を素直に
応援できる仕組み
なのもいい。

ルパンが死ぬまで
殺されるはずはないと
不二子は捕まっても
余裕がありますが

両手両足拘束されて
先端に小さな手がついた
棒で服を引き裂かれたり、

細くて小さな手が拘束台から
伸びてくすぐられ、悶えたりと
お色気シーンに時代を感じます。

不二子を助けた後は
何食わぬ顔で再び
入れ替わり、優勝カップ
手にします。

銭形が「今回盗んだのは
スピードだけか……?」と
困惑する中、

あちこちで爆発、炎上が
はじまります。

50億かけたと言われていた
レース場が一回で台無しに……。

実は不二子と銭形がグル。

彼女の逮捕状の破棄と
引き換えに、ルパンと
次元は売られますが

ちゃっかり逃げ出して
不二子の車の中にルパンが……
というオチ。

ルパン「裏切りは女の
アクセサリーみたいなもん」

有名な名台詞も
この回で既に言ってます。

50年近く前の作品なのに
今観ても面白いのが
素晴らしい。

あと初期ルパンは今より
クールな二枚目の印象。

続きはまたそのうちに。