昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

山口つばさ『ブルーピリオド』その9(12巻感想)

第12巻、本日発売です!!

詳細はぼかしますが
ネタバレにご注意ください。

久々なので念のためあらすじ:

陽キャの頭のいいヤンキー・
矢口八虎(やとら)は高校時代、
突然絵を描くことに目覚めて

努力と苦悩の果てに藝大に
現役合格を果たす。

迸る情念で描いてきた八虎は
美大で経験不足・勉強不足に
悩まされながらも1年目を終えて
二年生に進級。←今ココ。

新たな学部担当は
副学長の犬飼先生。

主人公がレベルアップしたら
もっと(癖が)強い人が
身近に来るのはお約束。

目つきが……カタギじゃねぇ……!

と、皆がビビったところで

犬飼「好きな食べ物は
生肉です」

「嫌いな食べ物は
ナポリタンです」

実は愉快な人と思わせてから
やっぱり怖い印象でまとめます。

筋トレやるのは意外ですけど
学長も高齢で大筆振り回して
たからな……。

八虎は新学期
早々に迷走中。

(俺……あんま藝大に
向いてなくない……?)

苦労して合格した後で
授業も特に面白いと
思えなければ、

目標を失って迷い出すのは
学生あるあるです。

しかし他の学部の学生たちと
交流するうちに、そう思ってるのは
自分だけではないと知ります。

犬飼先生が出した最初の
課題は「2週間で500枚
ドローイング」

課題として要求される
からには……と描きはじめる
前に悩む八虎。

八雲に考えすぎを指摘
された八虎は、ようやく
手を動かし始めます。

やっとノッてきて

八虎「脳ミソが
手についてる」

この一瞬の歓喜のために
みんな懊悩するんだろうなぁ。

犬飼「きみはいつまで
同じことをするんですか?」

うまくいったと思ったら
叩き潰され……

というパターンを1年時に
続けたせいか、2年八虎は
流せるようになりました。

そんな時、他学部の知り合いから
アーティストグループ
“ノーマークス”の展示の
手伝いを頼まれます。

よくわからないまま引っ張り
出された八虎は最初は
マルチか宗教を疑いますが

代表の女性、不二桐緒に
魅了されていき……。

おいおい大丈夫か!?
(保護者目線)

心配でたまらないので
続きが気になる……!!!