タイトル通りですが、ふと
思いついたので語ります。
そもそも辞書に載ってる
「貴公子」の意味は
1:高貴な家柄、貴族の子弟。
2:容貌が優れた気品のある
青年。
というわけで基準は品位で
出自・資産は関係ありません。
マンガにおいては、本来そこに
いるのが不思議なお坊ちゃん
キャラがそう呼ばれる感じ。
そのため浮世離れした性格で、
本人は至って大真面目でも
周囲からは奇行に見えるのかも。
イギリス紳士ということで
上品なイメージもありつつ、
色々奇行も多いキャラ。
「氷原の貴公子」氷河
(『聖闘士星矢』)
本編では呼ばれてませんが
テーマ曲のタイトルがコレなので。
見た目は本当に貴公子なのに……。
(キグナスダンスから目をそらしつつ)
「白い貴公子」カール・リヒター・
フォン・ランドル
(『サイバーフォーミュラ』)
「サーキットのアマデウス」とも
呼ばれる天才少年。
レーシングスーツにマントを
ひるがえし、秒を争うピットで
優雅にティータイム……。
「狂乱の貴公子」桂小太郎
(『銀魂』)
攘夷志士をまとめるカリスマに
して、銀時・高杉と並ぶ凄腕剣士。
……というのは間違ってないのに
作中きってのボケっぱなしキャラ。
(※「狂乱の貴公子」の元ネタは
プロレスラーのリック・フレアー)
「蹴撃の貴公子」京極真
(『名探偵コナン』)
すごくいい人ですが
強さの次元がおかしい……。
「薩摩の貴公子」鯉登音之進
(『ゴールデンカムイ』)
奇行も多いが軍人としては有能。
身体能力もめちゃくちゃ高い
お坊ちゃん。
おもり役の月島さんの
苦労は尽きない……。
「新横浜の奇行子」半田桃
(『吸血鬼すぐ死ぬ』)
奇行子寄りのキャラ設定
ですが、見た目は貴公子で
いいはず。
ロナルドやお母さんが絡まないと
有能でいい奴なのにな……。
昭和~令和に至るまで
貴公子=奇行子という
キャラ付けや印象が
変らないのはすごい。
なお「フィールドの貴公子」
三杉淳くんの奇行子イメージは
原作よりアニパロが原因。
主に藤田わかさんのせい……。