グラン・ローヴァじいちゃんを
見ててふと
(謎の最強ジジイキャラって
マンガのお約束だよなぁ……)と
思ったので語ってみます。
特徴としては
・仙人っぽいビジュアル。
(ハゲ、白ヒゲなど)
・実はものすごく強いが
そんな風には見えない。
・性格は陽気で
案外俗っぽい。
(女好き、大酒呑み、
食いしん坊など)
・笑い声は「ほっほっほ」
「ひょっひょっひょ」が似合う。
・語尾は老人特有の
「~じゃ」が多い。
例を挙げると
『DRAGON BALL』(84~)
亀仙人
ハゲにサングラス、ヒゲ、
亀の甲羅を背負った
ご陽気なスケベ爺にして
武天老師の名を持つ達人。
今は強さのインフレで強者に
カウントされなくなりましたが
昭和世代にとっては最強
ジジイなんだよ(遠い目)
『コーターローまかりとおる!』
(82~)
鹿斗典善
(しかと てんぜん)
鬼太郎ヘア・出っ歯・小柄の
無駄に強いスケベ爺。
空手の達人である功太郎や
桃太郎を軽くいなせる
強さを持つ。
なお高校51年生。
『聖闘士星矢』(85~)
老師=天秤座の童虎
紫龍の師匠で、261年
生きてるという小柄な
老人。
長い眉、白いひげ、弁髪と
仙人っぽい見た目。
脱皮したら18歳になりました。
『YAWARA!』(86~)
猪熊慈悟郎
柔を鍛え上げた最強祖父ちゃん。
伝説級の達人ですが
目立ちたがり屋で
大喰らいという適度な
俗っぽさがお茶目。
「~ぢゃ!」の語尾は
有名。
『機動武闘伝Gガンダム』
(94~)
東方不敗
『HUNTER HUNTER』(98~)
ネテロ会長
ちょんまげハゲ・ヒゲ・
仙人眉の飄々とした爺さん。
性格はお茶目ですが
底知れぬ強さと恐ろしさを
見せつけて逝きました。
もともと「未熟な主人公を
導く老齢の師匠」という
関係性は
アーサー王と魔術師マーリンの
ように、数百年前からある
王道設定です。
とはいえ、格闘モノが
多いところを見ると、
この場合の元ネタは
香港アクション映画
っぽい。
どれかは今一つ確信が
持てないのですが。
高齢化社会で老人キャラも
増えていくのかな……。