念のため解説:
80年代初頭のロサンゼルスを
舞台に、探偵のカーターと
助手のジェームズとアンディを
主人公にした、時にコミカル、
時に不思議な物語です。
今のところシリーズ最長に
して、最も明るい雰囲気のお話。
この後はひたすら……(震え声)
長いのは後の章の伏線や
重要人物が登場するから
でもあります。
本章の大雑把なあらすじ:
環境会議に参加したら
テロリストやオカルトと
戦う羽目になりつつも
同時進行するラブコメ。
※本当です。
恋愛フラグが元から
あった人も、今回初めて
フラグ立った人も
まとめて恋愛モードに。
今回のメインカップルは
・カーター&ジャネット
この二人は長い付き合い。
過去に愛する人を次々失った
カーターは臆病になっていて
プロポーズできずにいました。
・ジェース&キャロル先生
アンディとアンジェラの担任と
して前から登場していましたが、
まさか恋愛フラグが立つとは……。
(成立するとは言ってない)
「地味な女教師がメガネ
取ったら美人」
「誰もが知ってる有名な
イケメンと突然の恋愛フラグ」
というのが80年代前半の
ラブコメっぽくていいですね。
・アンディ&アフリカ娘オクヨルン
アンディがアフリカにいた頃に
出会い、彼に片思いしてましたが
アンディは実父が亡くなった
ため親戚(カーター)の
いるアメリカへ。
環境会議に通訳兼ボディガードと
して派遣され、アンディと再会
できた喜びもつかの間
アンディに散々翻弄される
ことになるのでした。
冒頭、大学構内の張り紙を見ながら
教授が行方不明だの亡命だの
彼女たちが話してるのは
当時のルワンダ内戦(開戦前)を
示唆してるんでしょうね……。
・フロイド&ビアトリス
カーターの元愛人で恋多き
女だったビアトリス。
最近は夫と平穏に暮らして
いたところ、フロイドが
迫ってくる……。
個人的にこの章は恋愛話に
ウキウキしてるアンジェラが
すごく可愛いのです。
普段は辛辣なツッコミ役
である彼女の、女の子
らしい一面が描かれた後に
ある事情で泣くシーンが
あまりに悲しい……。
折角だから続きます。