昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

佐原実波『ガクサン』

第一巻、本日発売です!!

『ガクサン』(22~)
学習参考書を作る会社に
入社した主人公・茅野
うるしが、

気難しい参考書オタクの
先輩社員・福山さんを
なだめすかしつつ、参考書を
読者におススメしていくお話です。

ドラマ化しないかな……と
密かに応援のつもりで語ります。

第一話冒頭、正社員になれたと
喜んでいたうるしは

出社初日に無愛想な男(福山)に
説明なしで本屋に連れて行かれ、

参考書の並ぶ事務机の前に立ち、
売り子状態に。

参考書オタクを名乗るだけあって
福山はお客の質問には的確に
(かつ無礼に)答えます。

福山「体系的に何かを
理解していく
その方法をものにしろ

そうすりゃ年を食っても
勉強以外でも

好きなことを何だって
身につけられる
人間になれる」

いいこと言ったかと思えば

「参考書買えばやる気が
付録についてくると
思ってます?」

「にわかクソサブカル
とまで言われながらも
なんとかフォローしたり
協調しようとするうるしは偉い。

そしてうるしは、自分が採用
されたのは「福山のお世話係」
としてだと聞かされるのでした……。

この物語の本筋は、今まで
色んなものにチャレンジしても
心から夢中になるものがなかった

(そのことにコンプレックスを
抱いている)うるしが、福山と
出会い、夢中になれるものを
見つけていくこと。

また、1巻の時点では描かれて
ませんが福山さんも何か
わけありっぽい。

参考書を作る会社にいる、
誰よりも参考書に詳しい
男が、

他の社員から惜しまれたり
蔑まれたりしながら
倉庫でくすぶってるのは
何故か?

彼の過去もですが、
うるしと出会ってどう
変っていくかも気になる
ところです。

何より「史上初・参考書コメディ!!」と
帯にある通り、

「参考書の選び方」

「自分に合った勉強法の
見つけ方」

などがわかりやすく説明
されています。

紹介された参考書は
実在のものなので、試しに
買ってみるのもいいでしょう。

中高生やその親などが読んでも
ためになるはず。

早速甥っ子に読ませようと
思います♪

続きが楽しみです!!