昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

山本アリフレッド『理系が恋に落ちたので証明してみた』

『理系が恋に落ちたので
証明してみた』(16~)
理系の残念美男美女の大学院生、
氷室さんと雪村くんが

「好き」の定義を実験で
証明しようと、研究室の
皆を巻き込んで試行錯誤する
ほのぼの理系ラブコメです。

19年に実写映画・TVドラマ化。
20年にアニメ化しました。

※作中の専門用語や数式は
分からなくても一切
問題ありません。

最初は氷室さんからの

「私 雪村くんのこと
好きみたい」

という告白から始まります。
ここまでは普通の恋愛モノ。

雪村「『好き』の定義は何だ?
氷室は何を証拠に俺を好きだと
“判定”した?」

さすが理系の男、めんどくせぇ……!

引かずにパワポでグラフを
作成する氷室さん。

「一緒にいると
鼓動が早まる 24・2%」

「考え込む姿に見惚れて
しまった 17・2%」

雪村くんが恥ずかしさに
プルプルしながらも

雪村「お前の主観に過ぎないぞ」

かくして二人は研究によって
「好き」の共通条件=
間違いなく好きだという
証拠を調べることに。

好きなんて主観でいいのでは?
誰もがツッ込みたいところですが
本人たちは大真面目。

雪村くんの壁ドン→
氷室さんが手首に
心拍数計をつけて測定。

「微妙ね」とか
言いながら全力疾走レベルの
脈拍……(ニヨニヨ)

後輩の奏(かなで)さんや
犬飼くんにサンプルとして
どんな時に人を好きになったと
思うのか聞いてみたり

「相手にドキッとした回数」
「嬉しくなった回数」などを
数取り器でカウントしたり。

※交通量調査の人が
押してる銀色のカチカチ。
アプリもある。

キスにはムードが必要と
言われて、ムードの高さを
求める定義式を作りはじめたり。

主役二人が普通から
ズレてるのでツッコミ役は
後輩の女子、奏さん。

奏(何言ってんだこの
カップル)

奏(何を見せられてるんだ
我々は!!)

彼らが所属する情報科学科の
教授、池田先生は二人の研究を
聞いて大ウケ。

GOサインは勿論、数式などの
アドバイスもしてくれます。

理屈っぽいけど恋には
ウブな二人が、戸惑いながらも
斜め上に進展していく話というと
実に微笑ましい……。