昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

浦沢直樹『YAWARA!』その17

バルセロナオリンピックでは
トドさんこと藤堂由貴が
乙女な一面を見せます。

日本への電話中に

藤堂「あ……あたし岡崎さんが
見ていてくれると思うだけで

こわいものなんか
なくなりますから!!」

(柔に見つかって照れる)

甘酸っぱいシーンですが
これ敗北フラグ……。

案の定敗退して
柔に引退を告げます。

かませ扱いの多かった
藤堂さんですが、たまに
可愛いとこ見せますよね。

藤堂「あんたのおかげで
ここまでがんばれた
ような気がする。」

なお相手の「岡崎さん」
本人は出てきませんが
藤堂さんの説明によると

吉田栄作加勢大周を足して、
唐沢敏明で割った感じかなあ……」

時代を感じる発言です(遠い目)

さやかさんもバルセロナ
到着し、タマランチ会長や
世界のVIPと交流を始めます。

試合に出なくても、さやかさんが
いると場が華やぎますね。

結果的に一人の時間が出来た
風祭さんは柔にアプローチ開始。

その頃、一人で旅だった
加賀邦子は怪しい男に
ついていってしまい、
行方不明に。

松田さんは長年の悲願だった
柔のオリンピック取材を
後回しに、彼女の捜索へ。

※取材は相方の鴨田さんが担当。

本来ならオリンピック期間に
旅行者が消えても手がかりは
皆無でしょうが、

加賀邦子と怪しい男を乗せた
タクシーの運転手は

かつてユーゴスラビア
松田さんを乗せた
おじさんでした。

バルセロナオリンピック
(92年)の頃にはユーゴも
内戦状態でしたね……。

そんなことは知る由もなく
富士子さんと柔は夜の浜辺で
熱い友情のやり取り。

富士子「あたし、猪熊さんに
出会えてよかった……」

「バレエに挫折して
生きる望みを無くした
あたしが、こうして……」

「こうして今オリンピックに
来てる……」

柔「あたしこそ富士子さんが
いなかったら柔道つづけて
なかった……」

「ありがとう、富士子さん
明日……頑張って!!」

(突然の花火)

カップルだったらフラグが
成立しそうな素敵なシチュです。

花火に「SAYAKA」と
入れちゃうさやかさんが
可愛い……。

続きます。