昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

久井諒子『ダンジョン飯』その7(11巻感想)

第11巻、発売中です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにはご注意ください。

念のため大雑把にあらすじ→

迷宮を探検中、主人公
ライオスの妹・ファリンが
赤竜に喰われてしまう。

ライオスはファリンを救うため
仲間たちと共に、魔物を食べながら
探検を続行。

やがてこの迷宮の謎に
迫っていく……。

元々「食欲」に忠実な
漫画でしたが、ここに来て
「欲望」が重要なファクターと
なります。

ネタバレ:カブルーの
胃が心配になる。

そして遂に彼の本心が
ライオスに……。

前巻からの続きは
迷宮の主こと「狂乱の魔術師」
シスルの家に入ったライオス
一行は

散らかっていた部屋を
片付けて激怒させてしまう。

(本当です)

一人生き残ったものの、
ライオスは複数の竜に
どう対処する……!?

本巻ではあることをきっかけに
ライオスが竜の知識を活かして
退けることに成功します。

シスルとも対話することが
できますが、根本的なことが
通じない……。

更にシスルは(ここは秘密)

しかし仲間たちは復活させて
いつものご飯タイムも
忘れません。

貴重な和みシーンです。

そしてカブルーと共に
カナリア隊が到着。

お茶うけに出した
ババロアの材料が
スライムと知ってドン引く
カナリア隊の面々。

スライムくらいで
動揺するな、と思うのは
読者が魔物食に慣れ過ぎてる
からか……。

耳に切れ込みのあるエルフは
囚人なので、倫理観は他より
緩いはずですが、それでも
魔物食はキツイようです。

なんとか両者の間を取り持とうと
するカブルーの気遣いも虚しく、

嘘が下手すぎる
ライオス……。

チルチャックの一言で
友好的にいけるかと思えば
嘘がバレて大ピンチに。

そしてマルシルが
新たな迷宮の主に……!?

74話表紙、額縁の肖像画の中に
センシのエルフバージョンは
ふい打ちすぎる……。

巻末のモンスターよもやま話の
ライオスとリシオンの会話、

こだわりのあるオタク同士
だからこそ些末な違いが
受け入れられない感じ、
わかる……。

いよいよクライマックスって
感じですね!!続きが待ちきれない!!