第5巻、発売中です!!
今巻で完結です。もっと
読みたかったな……。
改めて説明すると
世にも珍しい
俳句マンガ。
大学で俳句ゼミに入ることに
なった主人公・尾崎流星と
個性的なメンバーとが
俳句を通じて交流する
ほっこり愉快なマンガです。
吟行(俳句を詠むための
お出かけ)やキャンパスでの
日常のやり取りもあるとはいえ、
俳句を詠む→先生が添削・
皆の感想のリアクション
だけで面白い&キャラが
立つのがすごいところ。
俳句を漫画にする、と
いうと難しそうな
題材ですが
即座に絵で説明できると
考えると、漫画向きにも
思えてくる不思議!
5巻では流星たちも3年に
進級し、ゼミの実習雑誌を
作成することになります。
レンカさんの発案で、
全員参加の「連句」を
巻くことに。
※前の人の五七五に
次の人がが七七をつけて
発想を転換しながら続けていく。
芭蕉の時代からある。
きっかけはゼミの講師・
坂本先生の句集の一句。
これを一句目にしたいと
いうレンカさんに
一句目は挨拶も兼ねて
いるので、これはあまり
向かないから改変しようと
坂本先生が説明する際
「挨拶にしちゃ
装備が強いかも」
という台詞のコマで、句の文字が
すごい重さの武器のように
蜘蛛の巣状の亀裂ごと地面に
めり込んでるのがツボでした。
「さあ始めようか」
「こんに うぉっ……」
の書き文字もじわじわ来ます。
句自体はロマン溢れる
美しい作品だけに余計……。
みんな連句は未経験のため
卒業した先輩たちも一緒に
参加してもらいます。
今まで直接交流があったのは
隼さんだけでしたが、
ようやく坂本先生門下全員が
顔を合わせます。
(青さんだけリモート参加。
画面がフリーズしたので
顔が出ない)
坂本先生が「バチバチカオス
句会」と評していた先輩たち、
ケンカ腰なのは隼さんと
雷武(らいむ)くんだけ
なのでは……。
あと
たくみくん「『七部集』百回
読んでから来い or DIE」
こんな独特の罵倒、
なかなか聞けない……!
連句会が終わった後、自分の
句集を眺める坂本先生の
穏やかな表情が素敵。
続きます。