昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『暗殺教室』その3

E組の中で一番のメイン格
といえば渚くんですが、

もう一人目立っているのが
赤羽業(カルマ)くん。

※以下、原作表記の
「カルマ」で書きます。

暴力事件を起こして停学に
なっていたのが解け、
クラスに戻って来ます。

渚くんとは意外と仲良し。

カルマ「1回さぁ
先生って生物
殺してみたかったんだ」

初登場時の物騒な台詞と
いい、

初の顔合わせでいきなり
ナイフで襲ってきたりと

他の生徒とは違う、危ない
キャラという印象でした。

手始めに、嫌がらせにタコを
殺して机の上に置いたら
タコ焼きに調理されて

「朝食食べてないでしょう」と
口に入れられるシーン、

悪意に対する優しい返し方が
素敵です。

過去回想でまっとうな正義感も
あったのに、味方のはずの
先生に見捨てられてひねて
いたと判明します。

すっかり教師不信の業くんは
自分の命を張って、殺せんせーの
「教師」としてのバケの皮を
剥がそうとしますが……。

飛び降りる業くんを助けたら
殺せんせー本人の命が危ない、

助けなかったら生徒を
死なせて教師失格
=教師としては死ぬ。

究極の選択すぎますが
殺せんせーの方が一枚
上手でした。

殺せんせー「見捨てるという
選択肢は先生には無い
いつでも信じて飛び降りて
下さい」

そう言われ、殺意の種類が
変りました。

「健康的で爽やかな殺意」

言葉としておかしいのに
本作では成り立つのがすごい。

「業」でカルマと読むって
すごい名前ですが

本人は意外と
気に入ってるらしい……。

他の生徒も、それぞれ
個性に合わせた暗殺方法で
せんせーを狙ってきます。

 野球少年の杉野くんは
ボールに対先生BB弾を
埋め込んで投げつけ、

理系女子の奥田さんは
手作りの毒を飲ませようと
します。

奥田「毒です!!
飲んでください!!」

飲んだ後の変化とか
一緒に毒作るとか
諸々面白すぎた……。

 女子の中では茅野さんが
ヒロインっぽい目立ち方
してるのは

渚くんと仲がいいからと
思われていましたが実は
(まだ内緒)

 しかし生徒たちの暗殺は
失敗続き。

遂に国はプロの女暗殺者を
送り込んできます。

続きはまたそのうちに。