昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

アミュー『この音とまれ!』その6

かつてさとわが全てを賭けて
失敗した曲「八重衣」。

さとわ「誰の心にも届きません!
全国にだっていけない……!!
とにかくダメです!!」

激しく拒絶するさとわに、
滝浪先生は優勝した珀音高校の
映像を見せた上で

7人の持ち味である
「気持ちを曲に乗せる力」を
引き出せるのはこの曲だと
推します。

悩むさとわに

愛「一緒に聴けば怖くない」

元のDVDから取った音源の
データを二人で聞くのが
萌えどころ。

この後、演奏する姿込みで
映像を観てもらいますが、
泣く皆が愛おしすぎる……。

この曲は「乗せる感情を
間違えた」とさとわが説明し、
曲想を変えることになります。

(後に「天泣」と改題)

一日で楽譜作ってきて
徹夜したのかと聞かれて

滝浪「お前らのために
睡眠時間削ってたまるか」

→部屋を出たら準備室で
即爆睡する先生……。

ナイスツンデレ!(ほくほく)

皆で演奏するには十七弦の
筝が足りず、実家に戻って
母に頭を下げるさとわ。

そこには内弟子として
「椿会」の二人がいました。

その一人、堂島はさとわの
部活を邪魔してやろうと
孫の晶(あきら)を指導者
として送り込みます。

狙いは「力の差を見せつけて
さとわにもう筝を弾く場所なんて
存在しないと思い知らせる」こと。

晶はかつてさとわが失格に
なった大会の優勝者。

実力は確かですが、さとわに
複雑な思いを抱いていました。

何か裏がありそうだと
晶を疑う6人でしたが

さとわ「思う存分
利用しましょう」

晶の指導は厳しいもの
でしたが、皆の頑張りで
基本に向き合い、
技術の底上げに成功します。

10巻では晶側の
事情が描かれます。

両親が亡くなり、
祖母の稼ぎだけでは
食べていけないと

晶より才能があった兄が
筝をやめます。

「兄から託された」と
言い含められてコンクールで
優勝するべく必死に
頑張った晶。

優勝はできたものの、
真の勝者は失格したさとわだと
晶は思い込んでいました。

さとわはコンクールでの
晶の真摯な演奏を聴いて
彼女を疑ったことを謝りますが……。

続きはまたそのうちに。