昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

松井優征『逃げ上手の若君』その3(2巻感想)

第二巻、本日発売です!!

記念に語ります。

詳細はボカしますが
ネタバレにご注意ください。

ネタバレ:小笠原貞宗
どんどん可愛く見えてくる
(錯乱)

前巻までのあらすじ。

鎌倉幕府滅亡後、唯一
生き残った若君、
北条時行諏訪頼重
庇護されていた。

しかし新たに信濃守護に
任じられた小笠原貞宗
(おがさわら さだむね)が

諏訪の土地と北条の残党を
狙ってやって来る……。

今巻では貞宗諏訪大社で行われる
「犬追物」という武士の
弓と馬のイベントに現れます。

大勢の人間が集まる中、
時行の名を出すのは危ないと

今後、時行は諏訪大社
稚児の「長寿丸」と
偽名を名乗ることに。

雫からは「兄様」と
呼ばれることになります。

呼びながら赤くなってる
雫が可愛い。

貞宗は「儂が勝ったら北条の
残党を捜索し、捕えることを
邪魔せぬと誓え」と

頼重を挑発しますが
かえって逆手に取られる
ことに。

しかし伊達に弓の「小笠原流
開祖ではありません。

主人公に敗れはしても
時行を散々苦しめます。

諏訪盛高(すわ もりたか)
さんの解説上手なことよ……。

今回は二話構成になっていて
時行にもう一人、部下が
加わるエピソードがあります。

小笠原貞宗が帝の綸旨
(りんじ=命令書)を盾に
諏訪の郎党から土地を没収
しようとします。

綸旨を盗めば再発行に
時間がかかると、頼重は

「風間玄蕃(げんば)」
という盗人を仲間にするよう
時行に言います。

狐面を被った変装の名人で
金しか信じない少年。

彼の父親は主君から盗みを
疑われ、追放されていました。

玄蕃は時行と頼重の
信頼関係を壊してやろうと

時行に莫大な金額の
報酬をふっかけます。

時行の大物すぎる
返答がすごい。

今回は玄蕃が時行に仕えると
決めるまでの話ですが

今巻では貞宗の補佐役、
市川助房(いちかわ すけふさ)も
目立ちまくります。

貞宗が目がいいキャラなので
部下は耳がいい、というのは
わかりますが……。

色々おかしい(いつも通り)

続きはまたそのうちに。

市河「馬鹿だな
拙者がいるよ」

貞宗(タメ口?)

ここ爆笑しました。