久々なので解説すると
『銀河疾風サスライガー』
(83~)はJ9シリーズ三作目。
30世紀の太陽系が舞台です。
先日見返したので、改めて
第一話を語ります。
冒頭、前作主人公・銀河烈風隊の
銅像が……と思ったら
カジノ&遊園地の「J9ランド」
そこに遊びに来たのはいいけど
ビート→乗り物を運転中に
壊してしまう。
バーディ→しつこいナンパから
逃げる際、相手から反射的に
財布をスってしまう。
バーディ「倍にして返してあげよう♪」
というわけでお金が必要になった
2人はカジノへ。
カジノではI・C・ブルースが
連戦連勝を重ねていました。
頭がいい人のあだ名がICなのが
時代を反映している……。
その少し前、射撃ゲームで
高得点を稼ぎまくるロック。
賞金を支払うと言うスタッフと
一緒に移動してたら殺されかけ
J9ランドのオーナーが
先日から暗黒街のボス
ブラディ・ゴッドに
替わったと聞きます。
そしてブルースの稼ぎっぷりに
危惧を覚えたカジノ側は
「一年間で50の惑星を巡る
世紀の大勝負」を持ちかけます。
たまたまそこにいた新聞社の
オーナーが「人目のあるところで
やるべき」と
自分の新聞社で記事にする
ことを宣言。
そしてブルースの第一の
ミッションは
まずここから無事に脱出
すること……。
その際、ビート、バーディ、
ロックがブルースについていき
脱出手段としてD・D・リッチマンが
自分で設計した、ロボに変形する列車
J9-Ⅲ号を売り込みます。
今まで飛び入りメンバーは
いたものの、チーム結成すら
全員が予想外なのは初の試み。
喫煙シーンが多いのが印象に
残ってますが、1930年代の
アメリカが舞台と聞いて納得。
久石譲さんによる軽快なジャズの
BGMと、安原義人さんの陽気な
ナレーションも、作中の明るい
雰囲気に大きな役割を果たしています。
細かいことですが「シェリー酒を
くれないか」と言ったブルースの
グラスの中味がワイン色……。
遠い未来の話だから、ロゼワイン
みたいな色のシェリーがあると
いうことで(自己完結)
続きはまたそのうちに。