昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

(小ネタ)愛しき小物キャラたち その1

小物キャラっていいよね……
というわけで語ります。

一口に小物と言っても
沢山のパターンがあります。

1:主人公たちのカッコいい
見せ場を作るためのいわば
かませキャラ。

例:『大奥』家茂編
絵島

和宮についてきた
官人の一人。

江戸風に馴染まず、横柄に振る舞って
大奥の男たちが不満を溜めこむのを
瀧山が頭を下げて収めます。
(16巻)

しかし大奥最後の花見の時は
侍たちと弁当を囲んでいたので
和宮同様、すっかり馴染んでた
ようです(19巻)

出番は多くありませんが
このタイプは、

登場時は悪印象でも
主人公側との関わりによって
言動が変化していくことで

読者がほっこりするように
なってます。

2:主役側で戦力として劣るため
敵側から「小物」と軽んじられて
いるキャラ。
(味方側では対等な仲間扱い)

序盤のポップやウソップ、
ゴーカイグリーンなど。

このタイプはいざという時は
本当に頼りになります。
(今回はこのくらいで)

3:敵味方側共に重要視されてない
ものすごく大事な場面を担う。

鉄血のオルフェンズ
トド・ミルコネン

痩せてるのに腹だけぽっこりの
ちょび髭の胡散臭いおっさん。

鉄華団を裏切った際に
「お届け物」として
敵側に送りつけられます。

以降、マクギリスに
仕えることに。

変わり身早そうなキャラなのに
マッキーに最後までついて
きてくれてありがとう……。

銀河英雄伝説
バグダッシュ中佐

同盟クーデターの際に
ヤンに誤った情報を与える、
もしくは暗殺の任務で潜入
するも、捕虜にされます。

以降はヤンに協力。

ヤンもラインハルトも
勝つ方につくけど何か?

なんてふてぶてしいタイプの方が
好感度は高めですね。

HELLSING
ペンウッド卿

「彼は無能だが
男の中の男だ」

この英国式ツンデレ台詞に
全てが集約されている……。

しかし国家の危機を前に
誰よりも勇敢な姿を
見せます。

実写映画がどうなるか
わかりませんが、彼の見せ場を
カットしたら許さん……!

名作ほど魅力ある小物キャラが
沢山いると思うんですよ。

続きはまたそのうちに。

HELLSING(6) (ヤングキングコミックス)

HELLSING(6) (ヤングキングコミックス)