昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

久井諒子『ダンジョン飯』その6(ファンブック感想)

ダンジョン飯. ワールドガイド
冒険者バイブル』発売中です!

記念に語ります。
ものすごく密度が濃い本です!

10巻の内容及び連載中の
情報も入っています。
ネタバレにはご注意ください。

内容は

・種族、国ごとの詳細設定。

キャラがどこの出身か、
魔術学校やエルフ本拠地は
どこにあるのかなどが
地図になってます。

・キャラのプロフィール。

生い立ちから食べ物の好き嫌い、
本編には出ない裏情報が
ぎっしり。

各キャラごとに描きおろしの
漫画が入っていて、人となりや
関係性がよくわかります。

・アートギャラリー

ハルタ」に掲載済みの漫画や
配布ペーパーなど、既出とはいえ
初めて見る人も多いのでは?

付録だった豆本(センシの
記録)やイラストも収録。

描きおろしの漫画で
個人的に好きなのは

ライオスの犬の名前の話から
マルシルが(名付けの由来から)
ライオス父の気持ちを教えて
くれたエピソードにほっこり。

マルシルは両親の話とか
パーティに加わった
直後のナマリたちの反応、

愛読書の恋愛小説の
詳細も出てます。

大泣きしたり二日徹夜するほど
ハマった作品を友達に勧めたら
早々に挫折されるって
なんかこう……古傷が疼きます。

チルチャックは娘の話。
センシが迷宮以外の場所でも
暮らしてた話。

タンス爺ちゃんと奥さんが
双子のカカとキキを
拾った話。

シュロー、カブルー、カナリア
などもキャラごとのエピソードが
あります。

なんでシュローが遠い東方から
旅をしてきたのかも判明します。

カブルーのところの
ハーフフットのミックベルと
コボルトのクロのコンビ、

一方的に利用してるんじゃ
なくて良かった。

カブルーの過去話を聞いて
余計な薀蓄を語り始めるライオス……。

殴っていいと思うよ。

カナリア隊は耳に切れ込みが
あるのが罪人で、ないのが
看守役というのは本編でも
出てましたが、

過去話が出たミスルン隊長以外は
今一つ誰が誰かは把握が
難しかったのですが
もう個別認識できます。

この本を読み終わってから
また本編へ戻るとより
楽しめますよ♪