『銀河英雄伝説』(82~)は
人類が宇宙に進出した遠い未来の
銀河系を舞台に、銀河帝国と
自由惑星同盟との戦いを描いた
スペースオペラです。
略称「銀英伝」
原作小説は全10巻。
外伝は4巻まででしたが
09年に5巻が発売されました。
88年に劇場アニメ化。
(全三作)
OVAが本編110話、
外伝52話は
当時のアニメ誌でも
驚かれてた記憶。
あまりの豪華声優陣とキャストの
多さについたあだ名が
「銀河声優伝説」
18年にも再アニメ化。
サブタイトルは
「Die Neue These」
道原かつみ、藤崎竜による
コミカライズ版やゲーム、
企業とのコラボグッズなど
数多の関連作がある大人気作品。
ここまで来るとオタクの
必須教養の一つかも。
大雑把なあらすじは
150年間も戦い続ける
銀河帝国と自由惑星同盟に
2人の英雄が登場。
帝国側には美貌の若き天才で
壮大な野望を抱くラインハルト・
フォン・ローエングラム。
同盟側は本当は軍人になんか
なりたくなかった天才士官、
ヤン・ウェンリー。
この二人を軸に話が進みます。
ラインハルト側の物語は
子供時代に15歳の姉が
年老いた皇帝の寵姫に
されことが全てのはじまり。
彼女に密かに憧れを抱く
幼馴染みで親友の
キルヒアイスと共に
姉を取り戻し、
皇帝に替わって宇宙を
手に入れると誓うのでした。
やがて成長したラインハルトは
優れた部下たちも得て
既得権益に奢る貴族たちを退け、
次第に権力の座に近づいて
いきますが……。
ヤンは野心がなく、さっさと
定年して年金が欲しいくらいの
人ですが、
いざ戦闘となると誰よりも
優れた手腕を発揮します。
輝かしい戦歴の彼を妬む
同盟内部の闇の方が
帝国側との戦いより厄介と
いう……。
平和が保たれてる時期もあるの
ですが、第三勢力にあたる
商業惑星フェザーンが
双方から利益を引き出すために
戦争になるよう何かと仕掛けます。
貴族制度があるため、華やかで
時代劇っぽいノリの帝国と
男子校の悪友連中みたいな
雰囲気のヤン一味と
それぞれにファンが
熱い作品です。
続きます。