昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

ガモウひろし『とっても!ラッキーマン』

とっても!ラッキーマン
(91~)は宇宙一ラッキーな
ヒーロー、ラッキーマン
その強運だけで敵を倒すアクション
ギャグ漫画です。

宇宙一ツイてない中学生、
追手内洋一(ついてない 
よういち)を主人公にした
変身ヒーローものとも言えます。

94年にテレビアニメ化しました。

この作品最大のラッキーは

キャラクターデザイン:金田伊功

伝説のアニメーターによるOPは
神がかってます。

特にキャラの増えた後期OPは
金田アクションと金田びかりが
存分に使われていて必見です。

あらすじを大雑把に説明すると

宇宙一ツイてない中学生・追手内洋一は
UFOの下敷きになって死亡しますが
宇宙一ラッキーなヒーロー、
ラッキーマンと合体して生き返ります。

普段は何かというと
「ツイてね~」ことばかりですが

地球にピンチが訪れた時は
ラッキーマンに変身して出動、
ラッキーの連続で勝利するのでした。

※人格は洋一のまま。

額についてる湯呑みは伸びて
武器にもなります。
茶柱が立つ=演技がいいと
今は言わなくなりましたね……。

彼が想いを寄せる美少女は
ラッキーマンに夢中とか
変身ヒーローもののフォーマットは
ちゃんと踏まえています。

ラッキーマンの決め台詞

「ラッキークッキー矢代亜紀」

を、OPで矢代亜紀本人が歌ってる
のもすごい話だ……。

最初はラッキーマン一人で
一話完結でしたが

次第に彼を師匠と慕う努力マンや
目立つことが目的のスーパー
スターマンなど
他のヒーローも登場するようになり、

ジャンプのお約束である
トーナメントバトル開催へ。

つまりバトルもののフォーマットにも
沿っています。

特に努力マンの兄二人・
勝利マン&友情マン、
美形キャラの天才マンなどが
登場する頃はかなり盛り上がって
ました。

このメンバーは薄い本も沢山

逆に言えば、王道を踏まえていれば
出オチ的な設定や落書きのような絵でも
ヒット作品となることを証明
した作品と言えます。

ボーボボもそうですね)

 後にデスノート原作者になるなんて
このリハクの目を(以下略)

とっても!ラッキーマン大吉音楽集

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