昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『バトルフィーバーJ(ジェイ)』

『バトルフィーバーJ』(79~)
スーパー戦隊三作目。各国の踊りの
名手でもある5人の戦士「バトル
フィーバー」が独自の科学を信奉する
悪の秘密結社「エゴス」と戦う
物語です。

今回のモチーフは「国」と
ダンス。

バトルジャパン(赤)=日本、

バトルコサック(オレンジ)
ソ連

バトルフランス(青)
=フランス

バトルケニア(黒)

ミスアメリカ(桃)

当時ジョン・トラポルタの映画
『サタデーナイトフィーバー』が
流行ってたのが元ネタです。

第一話では赤いこうもり傘の女が
政府要人を次々に暗殺、

鉄山将軍からバトルフィーバーに
その女を探せと指令が下ります。
(この時点では男4人)

バトルジャパンがレンタカー
ショップで請求書を突きつけられる
→そこに指令が書いてある。

以下、仲間たちを呼びに行くのですが
その間に彼らの職業やユニークな
個性が描かれます。

乗馬クラブにいるコサック、

美容室で女性客の髪を切ってる
フランス、

(呼びに来た仲間に気づいた際、
うっかり客の髪を切り落とす)

ペットショップでサルと会話する
ケニアなど

マンガ的というか、子供にも
わかりやすい極端な
キャラ付けです。

4人は赤いこうもり傘の女を見つけて
追い詰めますが、彼女もまた捜査中の
FBI捜査官、ダイアンでした。

彼女がミスアメリカになります。

日本語が流暢なので
「喋れるんだ?」と聞かれて

ダイアン「あたぼうよ」

と返すのがベタだけど好き……。

この作品からスーパー戦隊
巨大ロボが登場しますが
この時点では未完成。

戦闘スーツは完成していて、全員が
着て長官の前に立った際の

「君たちは踊りの名手でもあるので
それを活かしてエゴスを倒せ」(意訳)

長官が説明してるのに、各自バラバラに
踊り続けてるのが人の話聞いてない
みたいで面白すぎるシーンです。

エゴス側もバトルフィーバーのことを
認識しており、怪人を生み出して
倒せと命令します。

第一話の怪人は作戦を実行する
間もなく、バトルフィーバーの
自己紹介がてら倒されました。

 続きはまたそのうちに。