『SPEED GRAPHER』(スピード
グラファー 05~)は
架空の日本を舞台にした
SFアクションもの。
一言でいうと
スタイリッシュ変態能力バトル
自分のフェティッシュ(性的嗜好)に
沿った能力に目覚めた変態超人・
「ユーフォリア」どうしが
戦います。
※ユーフォリア以外は
変態じゃないとは言ってない。
本作は現代日本と地続きでなく、
「失われた10年」という
時代を経た架空の東京が舞台。
元戦場カメラマンの主人公・
雑賀辰巳は友人から
「六本木倶楽部」という闇の
社交場の取材を依頼され、
忍び込みます。
(※なお六本木ヒルズは
03年開業)
そこではカルト宗教の
ような儀式が行われており、
巫女として崇められる少女
天王洲神楽から口づけを
受けたところ雑賀の体に
異変が……。
涙を流して「私を連れて逃げて
ください」と懇願する神楽と
共に逃げた雑賀は
彼女を取り戻そうとする六本木
倶楽部の支配人・水天宮寵児から
刺客を送られます。
神楽は天王洲グループの
お嬢様で15歳。
彼女の体液が他の人間に入ると
(ある特定の因子の持ち主の場合)
ユーフォリアになる設定。
雑賀は自分に目覚めた能力、
カメラのシャッターを切ると
被写体を吹き飛ばすという
射殺ならぬ写殺能力で、
襲い来る刺客変態たちから
神楽を守ることができるか……?
ユーフォリアたちは
変態ゴム人間(子安ボイス)
全身ダイヤモンド女、
背中からドリル出す歯医者
など、どいつもこいつも
頭のおかしいキャラ揃い。
はっちゃけた変態っぷりを
楽しむアニメかと思ってると、
水天宮さんの妹話が重すぎて
テンションが迷子になります。
トラウマもんだよアレは……。
本作のように、00年代前半は
とんがった作風の深夜アニメが
花盛りでとても楽しかったですが
プロ野球の放送延長には悩まされた
そんな時代です。
最終回の後半撮れてなくて
膝から崩れ落ちました……。
そういえばビデオテープだの
Gコードでタイマー予約だのって
若い人にはもう通じないか。
個人的にドラマCDで悩み相談に
答える水天宮さん大好きです。
続きはまたそのうちに。