昭和の話がしたいんだ

昭和大好き団塊ジュニアの主に70~80年代漫画・アニメ・特撮語り

『仮面ライダービルド』エボルトその1

本日11月26日は石動惣一・
エボルト役、前川泰之さんの
お誕生日です、めでたい!!

というわけでエボルトの話を。

ご本人は素敵なイケオジなのに
雑誌の表紙やTVで見るたび

(エボルトめ、何を企んでる……!?)
と思ってしまうほど、ファンの心に
爪痕を残したキャラ。

大雑把に説明すると、序盤では
茶店「nascita」(ナシタ)の
マスター。

コーヒーはマズいが気のいい
おっちゃん。

記憶喪失の主人公を
拾ってくれて

「桐生戦兎」という名前を
つけてくれて、衣食住提供
(家賃は取る)してくれる

ライダーにおけるいわゆる
おやっさん」の役どころ。

それは間違いないのですが……。

おやっさん枠がラスボスって
どういうことだよ!!!

そりゃ第一話ラストから
タブレットをぐにゃっと曲げたり
なんか只者じゃない伏線は
ありましたよ!

敵側「秘密結社ファウスト」の
幹部、ブラッドスタークなのも
わりと早めに明かされましたよ!

でも心のどこかで(主人公たちを
欺いてでも鍛えなければならない
理由があるんだろう)って
思ってましたよ!?

名セリフも多く、敵となった後も
戦兎が打ちひしがれてると
必ず現れて力になってくれます。

その象徴がこの台詞。

(お前の代わりに誰が戦うと思う?)
「万丈だ」

ハザードトリガーの暴走で青羽を
殺してしまい、苦悩する戦兎。

勝ち目のない戦いに友を行かせる
つもりかと叱咤されて
再び立ち上がる……。

この流れは熱いのですが

そもそも原因お前だろ!?

お前が(カシラのために強くなりたい)
青羽を「ダメージ喰らうと消滅する」
なんて条件で強化したからじゃないか!!

そんなツッコミを視聴者は
何度したことか……。

ラスボスがエゴイストで
残酷なのは当然とはいえ、

エボルトの場合、前川さんの
お茶目で飄々としたイケオジの
印象が加わって

陽気で愛嬌のある邪悪という
世にも不思議なキャラクターに……。

ラスボスなのにしょっちゅう
電話かけてきたり
気軽に現れるのも
エボルトならでは。

続きはまたそのうちに。

「万丈だ」は変にネタに
なってしまった……。